関西〜ホノルル線と成田〜バンコク線の増便継続、国内線は新機材導入 JAL2018年度路線便数計画
JALグループが2018年度の路線便数計画を発表。関西〜ホノルル線と成田〜バンコク線の増便期間延長や、国内線の新機材運行路線拡大などが予定されています。
徳之島〜沖永良部〜那覇線を開設
2018年1月18日(木)、JAL(日本航空)グループが2018年度の路線便数計画を発表しました。
国際線は、関西〜ホノルル線と成田〜バンコク線の増便を2019年3月まで延長し、旺盛な需要に対応します。また、日露間のビザ発給要件緩和に伴う需要の増加に対応して、昨年度と同様、成田〜モスクワ線を増便。2018年7月〜10月には毎日運航します。
羽田〜バンコク線は8月以降、「JAL SKY SUITE」仕様のボーイング777-200ER型機に統一し、機内の快適性向上を図ります。成田〜ホノルル線も夏の高需要期に「JAL SKY SUITE」仕様の777-300ER型機を投入し、ファーストクラスサービスを設定します。
JALグループが2018年度の路線便数計画を発表。写真はイメージ(2017年2月、恵 知仁撮影)。
国内線は、羽田〜新千歳線で一部期間に増便。また、伊丹発着路線を中心に、「クラスJ」や無料ビデオプログラムサービスを提供するエンブラエル190型機の運航路線・便数が拡大します。昨年度から導入されている新機材ATR42-600型機の運航路線を鹿児島発着路線中心に拡大し、那覇発着路線にはボーイング737-800型機の投入を順次進め「JAL SKY NEXT」サービスを拡充します。さらに、新規路線として徳之島〜沖永良部〜那覇線を7月に開設し、奄美群島5島と那覇を結びます。
一方、伊丹〜福岡線、伊丹〜出雲線、中部〜新千歳線は減便。奄美大島〜沖永良部線と沖永良部〜与論線は休止です。