ナダルを破って、ベルディヒがタイブレーク10で優勝

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「全豪オープン」を前に、10ポイントタイブレーク制で競うエキシビジョンマッチの「タイブレーク10」が10日、メルボルンで催され、ベルディヒが優勝した。

「全豪オープン」の公式サイトによれば、「タイブレーク10」は2015年に提案された、テニスの試合の新しい形式の一つ。

ダブルスの試合でファイナルセットの代わりに採用されている「スーパータイブレーク」方式も、10ポイント制のタイブレークだ。以来、スペインのマドリッドやオーストリアのウィーンで大会を開催してきた。

今回は、1回戦の前半としてレイトン・ヒューイット(オーストラリア)対ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ルカ・プイユ(フランス)対ラファエル・ナダル(スペイン)、後半としてトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)対ニック・キリオス(オーストラリア)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)対ドミニク・ティーム(オーストリア)をまずは実施。

前半の1回戦各試合の勝者同士、後半の各試合の勝者同士で準決勝を行い、勝ち残った選手同士で決勝戦を行う寸法だ。

一方で、2回戦はヒューイット対ナダル、ベルディヒ対ラオニッチとなり、それぞれナダル(13-11)とベルディヒ(11-9)が決勝へ進出した。

決勝戦として行われたナダル対ベルディヒでは、ベルディヒが10-5で勝利し、大会を締めくくった。


(テニスデイリー編集部)

※写真はタイブレーク10の会場で横に並ぶナダル(左)とジョコビッチ
(Photo by Michael Dodge/Getty Images)