後部座席のシートベルト、3人に2人は非着用
また、高速道路でのシートベルト着用状況を調べてみると、運転席は99.5%、助手席は98.3%と、かなり高い着用率だったが、後席は74.4%の着用率で前年比2.6%の増加が見られ、過去最高の結果ではあるものの、約4人に1人(25.6%)が非着用と未だに低い状況となっている。
そうしたシートベルト非着用によるリスクはさまざま。「本人が致命傷を負う」「同乗者に致命傷を負わせる(衝突の勢いで車内の同乗者にぶつかる)」「車外放出(自動車乗車中の者が車内から車外へ放出される)」などが挙げられる。後席だと車外放出するイメージがない人も多いかもしれないが、実際は、車が横転した際にサイドドアの窓から投げ出されてしまうケースもあり、非常に危険。自他含めた安全確保のためにも全席でのシートベルト着用が必要だ。
JAFではこうした調査結果を踏まえて、情報データを視覚的に表現し、直観的に分かりやすく図式化したインフォグラフィックを利用し、ホームページなどで公開。「より多くの人の目に触れ、後席シートベルト着用について改めて見直すきっかけとなり、全席着用の意識が向上することを願っております」と、その意図を説明している。
JAFホームページでは、このほかさまざまな交通安全啓発コンテンツを公開。また、時速5kmの衝突体験ができる「シートベルトコンビンサー」を活用したイベントを全国各地で開催している。
