羽鳥慎一『べっぴんさん』脚本家の妻と家族焼肉
夏の盛りも過ぎた平日夜、東京・港区の焼き肉店をある家族が訪れていた。
「つかまり立ちをし始めたばかりの赤ちゃんを連れたご夫婦でした。奥のほうの席で、楽しそうに食事をしていましたよ」(居合わせた客)
店を出て歩き出したこの3人家族。子供がぐずると、「高い、高い」とパパが抱き上げてあやし、ママはその様子をほほ笑んで見つめる。誰が見ても幸せな家族の光景だ。
そんな一家の大黒柱は羽鳥慎一、46歳。いま、“朝の顔” といえば、この男が真っ先に思い浮かぶのではなかろうか。2011年に日本テレビを退社し、フリーアナウンサーに転身。
現在、メインキャスターを務める『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)をはじめ、6本のレギュラー番組を抱えている。
羽鳥の妻は、2年間の交際を経て、2014年に再婚した脚本家の渡辺千穂さん(44)。千穂さんは、NHKの朝ドラ『べっぴんさん』や、今クールのドラマ『ウチの夫は仕事ができない』(日テレ系)の脚本を担当する売れっ子だ。
交際が報じられたのは、羽鳥の離婚翌年の2013年4月のことだったが、このときには、“離婚前から交際していたのでは” と驚く声が上がった。
「これに懲りたのか、羽鳥は以後あまり外で飲まなくなった。 “ワイドショー司会者が撮られないように” と気遣っているようだ。自宅で千穂さんが作ったつまみを食べながら、昼間から飲んでいることもある」(芸能プロ関係者)
家族と過ごす時間が、羽鳥のストレスを癒やしている。
「千穂さんと娘さんは、羽鳥に合わせて早朝4時半に起き、朝番組への出勤を見送る。相手の仕事をサポートする姿勢は夫婦同じで、千穂さんが早朝出張のときには羽鳥も一緒に早起きをして、娘を連れて新幹線の駅まで見送りに行っていた」(日テレ関係者)
羽鳥は2016年、オリコンの『男性が選ぶ好きな男性アナウンサーランキング』で1位を獲得した。男性のみならず女性からの好感度も高く、その信望は制作現場からも聞こえてくる。
「スタジオ内でも声を荒らげたり、目くじらを立てたりすることなく、スタッフの意見を尊重するので、仕事のオファーが常に殺到している。
羽鳥の出演料は報道番組が一本85万〜90万円くらい。収録時間が長いバラエティ番組の場合、一本100万〜120万円ほどになる」(キー局制作関係者)
2016年1月に娘が生まれて以来、羽鳥は『モーニングショー』の視聴率を着実に伸ばし、2016年度の朝8時台番組の 平均視聴率(ビデオリサーチ調べ)で遂に民放トップに。他局の人気番組を抑え、初の快挙を成し遂げた。
千穂さんと娘と3人で過ごす毎日が、現役最強アナ・羽鳥慎一を創り上げたのだ。
(週刊FLASH 2017年9月12日号)