4回一死一、二塁、梶谷の打球を阪神の左翼手福留が捕球できず逆転の2点二塁打となる。右は中堅手高山=横浜(C)KYODO NEWS IMAGES

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○ DeNA 4 - 1 阪神 ●

<10回戦 横浜スタジアム>

 2位・阪神は敵地・横浜スタジアムで、3位・DeNAと対戦したが、1-4で敗れた。

 阪神は2回に梅野隆太郎の犠飛で幸先よく先制。先発のメッセンジャーも3回まで走者を背負いながらも、3回まで無失点に抑えた。しかし1点リードの4回、一死後、ヒットと四球で一、二塁のピンチを招くと、梶谷隆幸が放った打球をレフト・福留孝介が照明の光の影響か、後ろへ逸らしてしまう(記録は二塁打)。その間に二者の生還を許し、不運な形で逆転を許した。

 同日に放送された『ニッポン放送制作のDeNA-阪神戦』で解説を務めた里崎智也氏は、逆転を許した場面、「普通にやっていれば(福留は)捕れた打球でした。打球と照明が重なるアンラッキーがありましたが、あそこを0点に抑えていれば、逆転されることはなかった。ひょっとしたらタイガースが勝っていた状況もありえましたから、大きく勝敗を分けたと思いますね」とこの試合のポイントに挙げた。

 結局、この回逆転を許した阪神はその後、5回と8回に失点。打線も毎回のように走者を出すもあと一本が出なかった。

 敗れた阪神は、開幕から広島と首位争いを繰り広げていたが、気が付けば3位・DeNAとのゲーム差はわずかに1となった。

(ニッポン放送ショウアップナイター)