19位と低迷する熊本が清川浩行監督の退任を発表…池谷友良社長が3度目の指揮

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▽ロアッソ熊本は14日、清川浩行監督(50)、財前恵一ヘッドコーチ(48)の退任を発表した。後任監督には過去にも監督を務めていた代表取締役社長の池谷友良氏(54)が就任する。また、代表取締役社長には、会長を務めていた永田求氏(66)が就任する。

▽清川監督は、2010年に熊本のヘッドコーチに就任。2016年から監督を務めていた。昨シーズンは震災の影響もありながら、16位でシーズンをフィニッシュ。しかし、今シーズンは開幕から苦戦が続き、18試合を終えて4勝3分け11敗の19位に低迷していた。清川監督はクラブを通じてコメントしている。

「ファン、サポーターの皆様、スポンサー、株主の皆様、クラブを支えていただいている全ての皆様、いつもチームを後押しするご声援をいただき、誠にありがとうございます」

「2010年からロアッソ熊本でお世話になり、昨年から監督に就任し、チームの目標でもある「J1昇格」へ向けて、チームスタッフ、選手達と共に挑んできましたが、皆様のご期待に応えることができませんでした。また、昨年の熊本地震の際には、全国の皆様がチームを支えていただいたこと、心より感謝しています」

「私はクラブを去ることになりましたが、これからもロアッソ熊本へのご声援をどうぞよろしくお願いいたします」

▽また、新監督に就任する池谷氏は、古巣の柏レイソルでヘッドコーチや監督を歴任。2005年に前身のロッソ熊本の監督に就任すると、2008年12月まで指揮。2008年8月からはGM(ゼネラルマネージャー)も兼任し、その後熊本の運営会社である株式会社アスリートクラブ熊本の取締役、社長に就任。2013年7月から12月までは吉田靖監督の解任に伴い、再び指揮を執っていた。