ワトフォードがマッツァーリ監督の解任を発表…プレミア残留も将来を見据えての交代に

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▽ワトフォードは17日、ワルテル・マッツァーリ監督(55)の解任を発表した。今シーズン終了後に退団する。

▽サンプドリアやナポリ、インテルなどイタリアで監督としてのキャリアを積んだマッツァーリ監督は、今シーズンから自身初となる国外リーグに挑戦し、ワトフォードの監督に就任した。

▽開幕戦でサウサンプトンに引き分けると、第2節のチェルシー戦、第3節のアーセナル戦と連敗。しかし、第4節のウェストハム戦でプレミアリーグ初勝利を飾ると、第5節のマンチェスター・ユナイテッド戦でも勝利するなど、シーズン序盤は上々の立ち上がりを見せていた。

▽2017年に入ってもアーセナルに勝利するなど勝ち点を積み上げたマッツァーリ監督率いるワトフォードだったが、第34節から5連敗。最終節を残して11勝7分19敗の勝ち点40だが、下位チームの追い上げがなかったためプレミア残留を果たした。3バックや4バックなど様々なシステムを採用し、自身のスタイルを貫いたマッツァーリ監督だったが、クラブのフロントが将来を見据えた結果、今シーズン限りでの解任が決定した。