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Genneは1月26日、データのグラフ化、分析を行うWebサービス「Frast」のGoogle Analytics連携に、ユーザ維持率を改善する機能を追加したと発表した。

多くのWebサイトでは、Google Analyticsなどのツールを利用し、サイトに訪れるユーザ数や閲覧されたページ数を計測している。また、Webサイトに限らず、農業やスポーツなど幅広い分野でデータ分析の機会は増加することが予想されることから、誰でも容易にデータ分析できる「Frast」を開発した。

Frastでは、前日の実績・傾向を文章とグラフによって解説する機能や、4週分の訪問/ビュー/参照などのデータを表示する機能、訪問回数/ページビューについての詳細データを閲覧する機能、目標達成数別のユーザ維持率の変化データを表示する機能を有している。

だが、従来版の問題点として、Google Analyticsによりユーザの維持率を分析できるものの、継続して利用しているユーザがどのような行動をとっているかを調べるには、Google Analyticsで設定したセグメントや目標を何度も変更し、調査する必要があった。

今回のアップデートでは、その手間を軽減するため、現状の維持率を改善できる目標達成数をFrastが探索・提案する機能を追加。これにより、サービスの魅力を伝え、利用を継続してもらうために、どのようにユーザを誘導すれば良いかを素早く、繰り返して把握できるようになる。

(Aries)