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 関ジャニ∞・大倉忠義(31)と吉高由里子(28)の熱愛を10月28日発売の写真週刊誌『フライデー』(講談社)が再びキャッチした。7月にも同誌に半同棲生活を報じられていた2人は、今度は2泊4日のバリ“婚前旅行”から帰国する様子を見事に激写され、2人の関係は確固たるものとなった。

 ジャニーズは今なお、各メディアに猛圧力をかけて火消しに努めているというが、もはや後の祭りだ。今年はジャニーズの熱愛スキャンダルが数多く噴出しており、過去のジャニーズでは考えられないようなガードの甘さを露呈している。今回もその典型的な例となりそうだ。

 大倉といえば、ジャニーズ事務所副社長である、藤島ジュリー景子氏(50)の大の“オキニ”として有名だ。今回のスキャンダルは、大倉が事務所から過保護に扱われていたことが原因の一つだと指摘する声も少なくない。

「大倉は、過去に元SDN48の芹那(31)との交際が報じられました。ジャニーズファンの間では一時期大紛糾となったこのスキャンダルも、ジャニーズから大倉へのペナルティはほとんどなかった。今回大倉があまりに無防備だったのも、結局は事務所が甘やかし続けてきたことが原因でしょうね」(芸能関係者)

 ジャニーズ事務所内では、ジュリー氏やメリー喜多川副社長(89)に気に入られてるかどうかで、扱いは極端に変わる。恋愛スキャンダルなど、問題を起こせばすぐ解雇になるタレントもいれば、大倉のように事務所スタッフが“火消行脚”に回ってくれるタレントもいる。その結果、タレントの意識の低さを露呈し、どんどんガードが甘くなっているということだ。今年のジャニーズの恋愛スキャンダルの多さは、事務所の体質が必然的に生んだものなのかもしれない。

■大倉ファンが向けた意外な怒りの矛先とは

 しかし当然、ジャニーズファンは黙ってはいない。大倉のスキャンダル発覚後、熱心に犯人捜しを始めた大倉ファンの矛先は、思わぬところに向いているという。

「今回、2人を繋げた人物としてやり玉に挙げられたのが、吉高と同じアミューズに所属する歌手の高橋優(32)です。大倉と高橋は、ラジオ番組『大倉くんと高橋くん』(ニッポン放送)で共演しています。高橋が吉高を紹介したと推測したファンから、高橋のTwitterに責任とってくださいとクレームをつけられるなどの騒動に発展している。中にはアミューズに直接イチャモンをつけた強者もいると言われています」(芸能関係者)

 高橋やアミューズにまでクレームをつけるのはさすがにお門違いだが、1度始まったら収拾がつかないほどの大暴走をみせるのがジャニーズファンだ。もちろん吉高のTwitterにも「大倉くんと2度と会わないで」など辛辣な言葉が投げつけられており、その数は高橋の比ではない。

 吉高もやはり大倉の恋人としては、事務所からもファンからも歓迎されていないとなると、芹那同様に破局への道をたどることになるのだろうか。もっとも、これでもまだ懲りない大倉が、さらなる恋愛スキャンダルを引き起こしても何らおかしくはないが。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。