プロがレクチャー!石原さとみの「地味スゴ」メイクをマネする方法
『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』で可愛すぎるおしゃれ大好き&スーパーポジティブガールを演じる石原さとみさん。ファッション編集者志望という設定から、そのファッションやヘアメイクはおしゃれでトレンド感満載。「かわいい!マネしたい!」というポイントが溢れていますね。
初回放送では10パターン以上のファッションコーディネートが出てきましたが、それに合わせてヘアメイクも10パターン以上!
そこで今回は、石原さとみさんの新ドラマに習う、秋冬ファッションに合わせた“使える毎日メイク”をレクチャーします。
■オフィスで使える!モード系メイク
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ブラックのワイドパンツスーツに合わせるのは、大ぶりイヤリングが映えるセンターパートでタイトにまとめたローポニーテール。
メイクは、深めレッドリップをメインに、5mmほど目を真横に引き延ばすクリアなアイラインを効かせています。まつ毛も目尻寄りに引っ張ることで、オフィス仕様のクールな目元に。ノーチークにするとモードに寄りすぎるので、レッドチークを低めの位置にほんのり入れましょう。
意外な決め手が眉。いつものカラーより1段階深めをチョイスして、いつもの眉頭より2mm内側に寄せてみると全体が引き締まって、コーディネートとのバランスが取れますよ。
石原さとみさんのように、ここぞ!というビジネスシーンで取り入れてみると、オフィスでの印象もUPしそうですね。
■アニマル柄に甘すぎないフェミニンメイク
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さまざまな素材のアニマル柄アイテムも今季のトレンドですよね。ゴージャスに華やかなイメージに偏りがちなアニマル柄スカートを、パープルのトップスとゆるふわアレンジヘアでフェミニンにコーディネート。
メイクもフェミニンに、全体をピンクトーンでまとめています。ポイントはピンクの“色選び”。甘くなりすぎないために、ピンクはピンクでも若干パープルを感じさせる色を選びましょう。
リップは口紅では少し重くなりがちなので、パープル系の光感をプラスできるグロスがおすすめ。ピンク味の強いフューシャピンクやパープルラメの入っているクリアグロス、グロス自体がパープル……など色々なパープル系アイテムが出ています。パッと見、気が引けるかもしれませんが、ぜひ挑戦してみてください!
合わせるチークはややローズ系で、透明感をUPさせ透き通るような肌に。アイラインは少しだけ目尻を下げて、まつ毛は目の中央をしっかり上げる石原さとみさんのフェミニンメイクの王道を。
パープルの光感でつくる甘すぎないフェミニンメイク、すっきりとした印象で、様々な秋冬ファッションに合わせやすいですよ!
■ファーアイテムをオレンジメイクでカジュアルダウン
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ファージレをカジュアルにコーディネートしたスタイルには、くせ毛のようなゆる巻きを手ぐしでラフにトップでまとめたお団子アレンジ。
春夏の印象が強いオレンジメイクですが、重めなカラーのファッションが多くなる秋冬こそ、軽さや明るさを出してくれるのでおすすめ。秋冬オレンジメイクのポイントは、みずみずしいジューシーなオレンジではなく、少し白みを感じるようなしっとりとしたオレンジや、パールの効いたオレンジアイテムを選ぶこと。
石原さとみさんのオレンジメイクは、黒目の真下、小鼻よりも高い位置に強めにのせたオレンジチークがメイン。合わせるリップのオレンジは、大人でも使える控えめベージュオレンジ。目元は目のフレームの通りにアイラインを引いて、ベージュのグラデーションアイシャドウにぼかして繋げるというナチュラルさでバランスを取っています。
ファージレ+ロン丈グボトムにロングヘアという重くなりがちなコーディネートを、メイクで抜け感をプラスして、一気に軽く明るく仕上げていますね。
いかがでしたか? まねできそうなトレンド感にとどめるのが、上手な石原さとみさん。
ついつい毎日同じメイクになりがちなあなたも、少しのポイントでファッションとリンクしたトレンドメイクに仕上がるので、楽しんでみてくださいね!
【筆者略歴】
※ 川上絵理 ・・・ ヘアメイクとしてブライダル・TV の現場で活動する傍ら、メイクカラーカウンセラーとして色彩心理学×メイク アップで“より自分らしく、なりたい自分になる”方法をアドバイスをしている。
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