代謝もアップ!ランニング前に行うべき「動的ストレッチ」
ランニング前は体を温めるストレッチを取り入れ、特に股関節を動かして温めてあげることが、疲労や怪我予防になります。
今回はヨガインストラクターである著者が、ランニング前に取り入れたいストレッチを3つご紹介します。
■ランニングの前は“動的ストレッチ”で、大きく筋肉を動かす
動的ストレッチとは、ランニングの前のウォーミングアップです。体を大きく動かして、筋肉を柔軟にし、走りやすくするために行います。
ここでしっかり丁寧に体の硬い部分までストレッチすると、筋肉が緩み過ぎて逆に怪我をしやすくなってしまうことも。ランニング前は体を温めるために、筋肉や関節を大きく動かすようなストレッチをしていくことが大切です。
■股関節を動かしてほぐす
(1)軽く足幅を広げて立ちます。
(2)片足を両手で抱えます。(写真では左足)
体が硬い方は、軸足となる足の膝を(写真では右足)軽く曲げて緩めておくとよいでしょう。
(3)これをリズミカルに行います。
(4)反対側も同様に行います。
■股関節周りの動きをよくする
(1)両足を腰幅に開いて立ち、両手を腰に当てます。
(2)片足を(写真では左足)お腹の方へ引き寄せます。
(3)その足を振るようにして後方へ移動させます。
(4)遠心力を利用して引き寄せたり、後方へ振るように移動させたりを繰り返していきましょう。
こうして股関節周りをしっかりと動かして温めていきます。
■体側を伸ばして走りやすい体に
(1)片足を前に出して(写真では左足)、足をクロスした状態で立ちます。
(2)右手を腰にあて、息を吐きながら左手を上方へ伸ばし、体側を傾けていきます。
(3)そこからさらに左体側を右方向へ捻っていきましょう。
(4)息を吸いながら腕を下ろし、楽な姿勢へ戻ります。
(5)クロスした足を入れ替えて反対側も同様に行います。
交互に行いながら、一歩ずつ歩くようにして行いましょう。
いかがでしたか? ランニングの前は体を温める動的ストレッチを行い、ランニングが終わった後は、ゆっくり丁寧なストレッチをしてクールダウンを忘れずに行いましょう。順番を間違わないようにしてくださいね!
【筆者略歴】
※ yuuka ・・・ 『マナヨガ』代表。ヨガ、整体、体幹トレーニング、ウォーキング等、研究を続け『マナメソッド』を発案。本来持っているその人の個性や美しさを引き出すことで定評があり、現在パーソナルトレーニングは予約待ち状態。
【画像】
※ Image Point Fr / Shutterstock