高性能なハイエンドモデルから低価格のエントリーモデルまで、多彩な製品を選べるのがSIMフリースマートフォンの魅力。そんな製品の中から、価格.comの最安価格で15,000円以下(2016年8月16日時点)ながら、OSにAndroid 5.1を採用し、LTEにもしっかり対応する、ベーシックな性能を備えた高コスパモデル5機種を紹介しよう。

メインカメラにデュアルフラッシュを搭載する最新モデル
ZTE「Blade E01」

720×1280のHD表示に対応した約5.0インチ液晶ディスプレイを採用する中型モデル。ボディサイズは、約71(幅)×142.5(高さ)×7.8(厚さ)mm、重量は約155gとなっており、8mmを下回るスリムさと、約71mmの横幅がもたらすコンパクトさが魅力だ。主要スペックは、CPUにMediaTekのクアッドコア「MT6735P(1.0GHz×4)」、RAMが1GB、ROMが8GB(イオンモバイル版はRAMが2GB、ROMは16GB)という構成になっている。メモリーカードスロットは、32GBまで対応するmicroSDHCで、バッテリーは容量2,200mAh。

メインカメラは約800万画素と平均的なスペックだが、色の異なる2色のフラッシュを組み合わせたデュアルフラッシュを備えており、自然な仕上がりのフラッシュ撮影が行えるのが魅力だ。また、サブカメラは約500万画素なので、自分撮りもきれいに仕上がる。

118gの軽量ボディに、エントリーモデルでは大容量な16GBのROMを搭載
UPQ「UPQ Phone A01X」

854×480のFWVGA表示に対応した約4.5インチの液晶ディスプレイを搭載する小型モデル。ボディサイズは、約66(幅)×133(高さ)×8.6(厚さ)mm、重量は約118gとなっており、かなり軽くコンパクトな製品だ。主要スペックは、CPUにMediaTekのクアッドコア「MT6735(1.3GHz×4)」を採用するほか、1GBのRAM、16GBのROM、32GBまで対応するmicroSDHCメモリーカードスロットを搭載する。特に、このクラスでは珍しい16GBの大容量ROMが魅力で、メモリーカードでは代替できないアプリのインストールも比較的余裕がある。バッテリーは交換可能なパック式で容量は1,800mAhだ。

このほか、メインカメラは約500万画素、サブカメラは約200万画素。カラーバリエーションが豊富で、NRホワイト、NRブラック、ホワイトBG、ブルー・バイ・グリーン、ホワイト、ブラック、という6種類から選ぶことができる。

軽量ボディで5GHz帯のWi-Fiにも対応
FREETEL「FREETEL Priori3 LTE」

854×480のFWVGA表示に対応した約4.5インチの液晶ディスプレイを搭載する小型モデル。ボディサイズは約65(幅)×132(高さ)×8.9mm、重量約120gで、今回取り上げる5製品の中では、「UPQ Phone A01X」と並んで軽い。主要スペックは、CPUにMediaTekのクアッドコア「MT6735M(1.0GHz×4)」を採用。1GBのRAM、8GBのROM、128GBまで動作確認の取れたmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせている。このクラスの製品としては珍しく、5GHz帯のWi-Fiに対応しているのが特徴だ。バッテリーは容量2,100mAhで、着脱可能のパック式となっている。

メインカメラは約800万画素、サブカメラは約200万画素。カラーバリエーションが豊富で、ブラック、ホワイト、ヌーディーベージュ、ビビットオレンジ、ルビーレッド、ミントブルーの6色が用意されている。

エントリー機ながら充実のカメラ&サウンド機能
HUAWEI「HUAWEI Y6」

720×1280のHD表示に対応する約5.0インチの液晶ディスプレイを搭載する、ファーウェイのエントリーモデル。ボディサイズは、約72.1(幅)×143.5(高さ)×8.5(厚さ)mm、重量は約155gとなる。ボディ背面に配置されたスピーカーと、音を増幅するチャンバー構造を採用することで、テーブルなどに平置きした場合でも十分なボリュームで音楽を再生できるほか、イコライザーも標準搭載されるなど、サウンド機能が比較的充実している。主要スペックは、CPUにQualcommのクアッドコア「Snapdragon 210 MSM8909(1.1GHz×4)」を採用。このほか、1GBのRAM、8GBのROM、32GBまで対応するmicroSDHCメモリーカードスロットを備えている。バッテリーは内蔵式で、容量は2,200mAh。

メインカメラは、約800万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサーに、F2.0の大口径レンズという組み合わせで、このクラスとしてはハイスペック。手ブレや被写体ブレ、暗部のノイズなどを抑えた撮影が期待できるだろう。なお、サブカメラは約200万画素となっている。

1万円以下で買える高コスパ機
Geanee「GM-01A」

540×960のQHD表示に対応する約4.5インチの液晶ディスプレイを搭載する小型モデル。ボディサイズは、約66.5(幅)×133.5(高さ)×9.95(厚さ)mm、重量は約142gとなっている。主要スペックは、CPUにQualcommのクアッドコア「Snapdragon 410 MSM8909(1.2GHz×4)」を採用。1GBのRAM、8GBのROM。32GBまで対応するmicroSDHCメモリーカードスロットを搭載している。バッテリーは交換可能となっており、容量は1,800mAhとなる。

カメラ性能は、メインカメラが約500万画素、サブカメラは約200万画素。スペック的にはミニマムだが、1万円以下で購入できる価格の安さが魅力だ。


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