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ネットエイジアは7月21日、「ビジネスパーソンの旅のテクニックに関する調査2016」の結果を発表した。

○行き先の1位は「関東」

今年の夏、「旅行に行く予定がある」人は26.2%、「予定はないが、行きたいと思っている」人は39.0%で、「旅行に行く予定がある・または行きたいと思っている割合」(旅行意向率)は65.2%。昨年と比べると、全体では4.3ポイント低下したが、女性は1.9ポイント増加し69.9%となった。

全回答者2,000人のうち「旅行に行く予定がある・または行きたいと回答した人」(1,303名)に対し、行く予定・または行きたい旅行先を聞いたところ、最も多かったのは「関東」(27.8%)。次いで、「北海道」(26.7%)、「近畿」(19.9%)、「九州」(14.6%)、「東北」(14.1%)が続いた。

昨年までの調査結果と順位を比較すると、「東北」が年々順位を上げ、今年は5位にランクインした(2014年7位→2015年6位→2016年5位)。大震災以降の風評被害などによる観光客数の落ち込みが一服し、旅行先として再評価され始めているのではないだろうか。

○1人当たりの平均額は7万272円

旅行に行く予定がある・または行きたい人に予算を尋ねたところ、1人当たりの平均額は7万272円。最も多かったのは「2万円〜3万円未満」の17.3%、次に「4万円〜5万円未満」の13.7%と続き、「9万円〜10万円未満」(9.8%)、「10万円〜20万円未満」(10.1%)といった価格帯は1割前後だった。

昨年と比べると、3,620円増加し2014年(6万9,246円)と同程度まで回復。年代別にみた場合、30代の上昇幅が大きく、昨年比で7,000円近く、一昨年比で1万円以上(2014年5万8,024円→2015年6万1,924円→2016年6万8,758円)と、40代(6万9,359円)や50代(7万2,932円)との差が縮小する結果となった。

調査期間は2016年6月24〜27日、有効回答は30〜59歳のビジネスパーソン2,000人。

(御木本千春)