「スペインの次世代を担う、13人の逸材たち」

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W杯優勝をはさんでのEURO連覇という偉業を成し遂げたスペイン代表

彼らの“支配”は永遠のものにも思えたが、2014年W杯では惨敗に終わった。プジョルやチャビなど一時代を築いた功労者が代表から引退し、今後は嫌でも世代交代の波が訪れることだろう。

そんななか、『Squawka』では「スペインの次世代を担う13人の逸材たち」を取り上げていたので紹介する(選手名の右端はスペインフル代表の出場キャップ数)。


GK セルヒオ・リコ/22歳/セビージャ/0キャップ

セビージャのカンテラが輩出した若き守護神は本当のサクセスストーリーを歩んでいる。22歳にして69試合に出場し、26度のクリーンシートを達成しているのだ。

いまやセビージャの正GKに君臨しており、リーガでもその地位を確固たるものにしている。すでに昨年5月にはスペイン代表に招集されているが、まだ出場はない。とはいえ、イケル・カシージャス、ダビド・デ・ヘアに次ぐ3番手につけている。

CH セルジ・サンペル/21歳/バルセロナ/0キャップ

ラ・マシア育ちのセルジ・サンペルには、多くの期待が寄せられている。すでにバルサBでは96試合に出場している彼は、慎重にトップチームに組み入れられようとしている。

主にアンカーでプレーしており、偉大なる先輩であるセルヒオ・ブスケツからプライスレスな教えを受けている。素晴らしいボールコントロールやテクニックに恵まれた21歳のMFはトップチームで10試合に出場し、2アシストを記録。

ブスケツほどの身長はない(公式では181cm)が、センターハーフとしてお手本のようにプレーし、クレバーなパスでゲームを動かす。誰かを思い出さないか?(おそらくチャビのことだろう)

FW サンティ・ミナ/20歳/バレンシア/0キャップ

バレンシアで不調に喘いでいたギャリー・ネヴィル監督を救い出すのに大いに貢献したとして語られるサンティ・ミナ。

セルタでは昨季のラージョ戦で圧巻の4ゴールを決めるなど活躍をみせ、今季バレンシアへと引き抜かれた。先日のEL対ラピド・ウィーン戦では2ゴール3アシストの大暴れで、6-0の完勝に大貢献。今季ここまで計6得点を記録している。

(見た目が?)若い頃のフェルナンド・トーレスに似ているような…。

RB エクトル・ベジェリン/20歳/アーセナル/0キャップ

ヨーロッパにおいて最も有望な若手スペイン人のひとりであるベジェリン。プレミアリーグのベストチームのひとつであるアーセナルにおいて、右サイドのファーストチョイスとしての地位を確立している。

セスク同様、バルセロナのカンテラにいた頃に引き抜かれた選手で、その成長ぶりは驚異的だ。完成されたSBだったマテュー・ドゥビュシを追いやり、20歳にしてすでにアーセナルで60試合に出場している。

WG ジェラール・デウロフェウ/21歳/エヴァートン/1キャップ

素晴らしい獲得となったデウロフェウは、グディソン・パークでファンのお気に入りとなっている。ファーストチームでプレーしたいという彼の欲求(バルサでは出番を得るのは厳しい)によって、エヴァートンは利益を得た格好だ。

2013-14シーズンに一度ローンでエヴァートン入りしていた彼をロベルト・マルティネス監督はついに確保。今シーズンは、好調ぶりを彼自身楽しんでいる。

セカンドトップやウィングとしてプレーし、8ゴール17アシストを記録。ロス・バークリー、ロメル・ルカクらとともに強烈なアタッカー陣を形成している。2014年5月、スペインフル代表にデビュー済み。

WG デニス・スアレス/22歳/ビジャレアル/0キャップ

かつてセルタ下部からマンチェスター・シティに引き抜かれたデニス・スアレス。2012年にはシティの「Young player of the year」にも選ばれたが、2013年にバルセロナへと移籍した。

バルサBでは好プレーを披露したものの、トップでは出番に恵まれず。イヴァン・ラキティッチの移籍に絡み、セビージャへローンされた後、ビジャレアルへと完全移籍。すると、加入31試合で4ゴール9アシストをマークするなど活躍をみせている。

再び注目を集める存在となっており、バルサが買戻し条項を行使するとも…。

OH オリベル・トーレス/21歳/アトレティコ・マドリー/0キャップ

アトレティコのカンテラ育ちの彼は、2012年のプロ契約を結んだ時から話題になってきた選手だ。

2014年度の『Golden boy』賞にもノミネートされた逸材は、ビジャレアルとポルトへのローンを経験。

今はディエゴ・シメオネの“プラン”に入るために、苦労して進んでいるところだ。今季は28試合で1ゴール(CL)、2アシスト(リーガ)。

MF サウール・ニゲス/21歳/アトレティコ・マドリー/0キャップ

もうひとりのアトレティコ育ちであるサウール・ニゲスは、素晴らしく有能な左利きのセンターハーフ。ディエゴ・シメオネのトップチームに慎重に引き入れられている。

主にアンカーとして起用され、今季は30試合に出場。再びリーガの覇権争いを展開するチームに貢献している。より前目のポジションやセンターバックでも使われるなか、6ゴール2アシストをマークしている。

FW ムニール・アル・ハッダーディ/20歳/バルセロナ/1キャップ

もしバルセロナにおいて若手ストライカーにいい時があったならば、それは今だろう。ムニールは『MSN』を間近で見ることが出来るし、時折彼らとともに起用されることもある。

このプライスレスな教育は、ムニールの得点力をより向上させるであろう。彼はこれまでバルサのトップチームで7ゴール9アシストを記録している。

素晴らしいドリブルテクニックを持つ彼は、ビセンテ・デル・ボスケ代表監督にこれまでとは違うオプションを提供することだろう。

LB フアン・ベルナト/23歳/バイエルン・ミュンヘン/7キャップ

ペップ・グアルディオラのもとで学ぶのは悪いことにはなり得ない。フアン・ベルナトが、ヨーロッパでも最も期待されるサイドバックのひとりであることは確かだ。

2014年にバレンシアからバイエルンへ移籍。今季は14試合に出場するなど、バイエルンで60試合以上を経験している。

(代表における)ジョルディ・アルバとの直接対決は簡単ではないだろうが、彼はまだ23歳だ。すでにフル代表経験もある彼は、ファーストチームのレギュラーになる運命にある。

FW パコ・アルカセル/22歳/バレンシア/11キャップ

Posted by Valencia CF on 2016年1月4日

NEXTラウール&ビジャの発掘に苦しんでいるスペイン代表。フェルナント・トーレスも調子を落としていることから、ジエゴ・コスタを除けば誰にでもまだチャンスがある。

バレンシアのカンテラ上がりのパコ・アルカセルはついにその真価を発揮し始めている。今季は31試合で11ゴール、そのうちリーガでは9点を叩き出すなど、否定しようがないクオリティを見せつけている。

MF ダニ・セバージョス/19歳/ベティス/0キャップ

Merino convoca a todos los futbolistas disponibles para el derbi http://bit.ly/1ULLMgz #RealBetis
Posted by Real Betis Balompié on 2016年1月12日

ベティスのカンテラ育ちのダニ・セバージョスはすでにトップチームでの地位を確立、今季は新10番として26試合に出場している。

この多才なMFはセンターハーフとしても、Box to BoxなMFとしても、そしてシャドーストライカーとしてもプレーできる。今季はまだゴールがないので、得点を欲しているはずだ。

DF ルベン・ドゥアルテ/20歳/エスパニョール/0キャップ

エスパニョールの下部組織出身のルベン・ドゥアルテは、トップチームに割って入っている。才能あるディフェンダーであり、左サイドバックとセンターバックでプレーが可能。

今季は15試合に出場し、デル・ボスケによってスペイン代表にも招集された。まだフル代表での出場こそないものの、全てのユースカテゴリーで代表を経験している。


なお、このリストから惜しくも漏れた選手として、ホセ・ガジャ(バレンシアDF)、アジョセ・ペレス(ニューカッスルFW)、クキ・サラサール(マラガMF)の名前も挙がっていた。