【ミラン 3-0 インテル|採点&寸評】MOMは決定的な仕事をしたニアング。本田、クツカ、モントリーボも同等の貢献度だ! インテル勢はほとんどが及第点以下…
【ミラン|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 7.5
序盤はやや押し込まれたが、35分の先制後は完全にカウンターに切り替え、しっかり相手の攻撃を弾き返しながら、後半には2ゴールを奪取して試合を決めた。文句なしのゲームマネジメントだった。
監督シニシャ・ミハイロビッチ 6.5
モントリーボの相棒にテクニカルなベルトラッチではなく、よりインテンシティーの高いクツカを選んだ采配が大当たり。守備は組織で、攻撃は個人能力に託すという戦術をチームがしっかり体現した。現地観戦していたベルルスコーニ・オーナーの顔もほころんだ。
【ミラン|選手採点・寸評】
GK
99ジャンルイジ・ドンナルンマ 6.5
ミラノ・ダービー初出場の弱冠16歳ながら見事無失点に抑える。49分にキックミスから大ピンチを招いたが、それも身体を張ってカバー。PKの場面では笑みを浮かべてイカルディの失敗を誘発するなど、精神的な強さを見せた。
DF
13アレッシオ・ロマニョーリ 6.5
ポジションを入れ替えながら攻め込んできたインテルのアタッカー陣に冷静に対応し、フリーでシュートを撃たせなかった。ビルドアップもほとんどミスがなかった。
20イニャツィオ・アバーテ 7
定評のある本田との連携で何度かオーバーラップし、攻撃に幅と奥行きをもたらす。守備でもしっかり役目を果たした。
31ルカ・アントネッリ 6
守備に比重を置き、対面したペリシッチ、何度かポジションチェンジしたリャイッチに決定機を作らせず。ただ、攻撃面の貢献が低く、及第点止まりだろう。
33アレックス 7
35分に貴重な先制点をヘディングで叩き込む。本業の守備でも鋭い読みと対人の強さで何度もピンチの芽を摘んだ。失敗したとはいえPKに繋がったイカルディへのファウルだけがマイナスポイント。
※MAN OF THE MATCH=この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
MF
10本田圭佑 7.5(88分OUT)
正確なクロスで先制弾をアシスト。81分にも持ち上がりからクロスを上げ、あわやゴールのチャンスを作った。球際に極めて強く、何度もボール奪取を成功させるなど、88分に交代するまでまったく足が止まらなかった。快勝に特大の貢献を果たす。
18リッカルド・モントリーボ 7.5
本田、クツカとともに中盤でインテンシティーを保ち続ける。ルーズボールの処理で存在感を発揮し、さらにパスワークも終始安定。今シーズンのベストと言える出来だった。
27ユライ・クツカ 7.5
指揮官の抜擢起用に応え、90分間を通じてチームにパワーを注入し続ける。強烈なチャージで敵を潰し、力強い攻め上がりでチャンスを作った。このままレギュラー定着も十分にありえる。
28ジャコモ・ボナベントゥーラ 6.5
いつもと比べればボールに絡む機会が少なく、どちらかと言えばバランス重視のポジションを取り続けた。それでもボール奪取からドリブルで仕掛け、3点目をアシストしたのは流石。
FW
MAN OF THE MATCH
19エムバイ・ニアング 7.5(79分OUT)
なかなかボールが回ってこなかった前半はややイライラを募らせるも、インテルが前掛りになってスペースを得た後半に躍動。73分に正確なクロスで2点目をアシストすると、その4分後にはダメ押しの3点目を叩き込む。本田、クツカ、モントリーボと甲乙付けがたいが、1ゴール・1アシストを評価してマン・オブ・ザ・マッチに選出。
70カルロス・バッカ 7(85分OUT)
常に裏を狙う動きと突破を狙ってインテル守備陣を苦しめる。73分にはニアングのクロスに飛び込むと、左足の膝でボールを捉えてゴールネットを揺らす。エースの役目をしっかり果たした。
交代出場
45マリオ・バロテッリ ―(79分IN)
ピッチに立って1分後、メデルへのチャージでいきなりイエローカードを頂戴。その後は冷静なボール捌きを見せた。
91アンドレア・ベルトラッチ ―(85分IN)
守備固めで中盤に入り、しっかり敵にプレッシャーをかけ続けた。
72ケビン=プリンス・ボアテング ―(88分IN)
本田に代わって右サイドに入るも、ほとんどプレーには絡まず。
※MAN OF THE MATCH=この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【インテル|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 5
先制を許した後は、完全にミランに試合をコントロールされた。カウンターから決定機になりかけた場面はあったが、ラストパスやクロスの精度を欠いた。前節に得点を決めたパラシオを使わず、F・メロとA・テレスを投入した選手交代にも疑問が残る。イカルディのPKが決まっていれば、また違った展開になっていたかもしれないが……。
監督ロベルト・マンチーニ 4.5
エースのイカルディを先発から外す賭けに出たものの、代わりに起用したヨベティッチが散々な出来。SBに守備的な選手を配したのも、後手に回る要因となった。50分には第4審判への暴言で退席。盟友ミハイロビッチに完敗した。
【インテル|選手採点・寸評】
GK
1サミール・ハンダノビッチ 5.5
3失点を喫したものの、いずれもGKを責められないシーンだった。ニアングに許した3点目は一度シュートを防いだだけに、悔いが残るはず。
DF
5ファン・ジェズス 5
守備力の高さを期待されて起用されたが、本田&アバーテのコンビに崩される場面が目立った。効果的な攻撃参加は皆無で、期待に応えられず。
21ダビデ・サントン 4
約3か月ぶりの先発出場も、守備では後手に回り、敵陣を抉るような攻撃参加も見られず。先制された場面ではアレックスに空中戦で競り負け、3失点目のシーンも不用意なボールキープをボナベントゥーラにかっさわれる大チョンボを犯した
24ジェンソン・ムリージョ 5.5
前半は同胞バッカを抑え込んだが、後半は捕まえきれず。3失点目の場面では足を滑らせて対応が遅れた。インターセプトから持ち上がる十八番のプレーも見られなかった。
25ミランダ 6
1対1でほぼ競り勝つなど、安定した守備を披露。飛び込んできた本田のシュートを間一髪防いだ34分のブロックも見事だった。バッカにマークを外された2失点目が唯一の心残りだが、あのシーンは相手を褒めるしかないか。
※MAN OF THE MATCH=この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
MF
17ガリー・メデル 5
得意のボール奪取でまずまずの存在感を発揮したが、ビルドアップでは貢献できず。前線に良い形のボールを供給できなかった。
22アデム・リャイッチ 5(87分OUT)
ボールを引き出す動きはしていたが、肝心のパスがあまり出てこなかった。攻撃に絡む機会自体が少なく、たまにボールを受けても得意のドリブル突破は切れ味を欠いた。
44イバン・ペリシッチ 5.5(78分OUT)
突破やコンビネーションで何度か右サイドからチャンスを演出。ただ、ラストパスやフィニッシュの精度を欠いたのがマイナスポイント。
77マルセロ・ブロゾビッチ 5
クツカの突破を4度も許すなど、守備面で軽さが目立った。今シーズンはグアリン売却を決断させるほどの台頭を見せてきたが、大一番で物足りないパフォーマンスに終わる。
FW
10ステバン・ヨベティッチ 4.5(64分OUT)
印象に残ったのはペリシッチに出したヒールパスぐらいで、ほとんどの時間で消えていた。前半でベンチに下げられても不思議ではない出来だった。
23エデル 5.5
サンプドリアから加入して2日後にいきなり先発フル出場。積極的にボールに絡み、何度かドリブル突破を狙うなど、デビュー戦としては悪くない出来だった。
交代出場
9マウロ・イカルディ 5(64分IN)
交代直後に鋭い飛び出しからシュートに持ち込み、PKを誘発する。しかし、自らそのPKをポストに当てて失敗。痛恨だった。
83フェリペ・メロ ―(78分IN)
3点ビハインドでの投入。いつもの闘志満々のプレーは見られなかった。
12アレックス・テレス ―(87分IN)
わずかな出場時間で、ほとんどボールに絡めずに終わる。
※MAN OF THE MATCH=この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
