C・ロナがハットトリック達成…レアル、6得点でジダン監督3度目の大勝

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 リーガ・エスパニョーラ第22節が1月31日に行われ、レアル・マドリードとエスパニョールが対戦した。

 レアル・マドリードは前節、好調のMFギャレス・ベイルを負傷で欠き、ベティス相手に1−1で痛恨のドロー。ジネディーヌ・ジダン監督就任以降の大勝での連勝が2試合でストップした。首位のバルセロナ(1試合未消化)とアトレティコ・マドリードとの勝ち点差は「4」。首位との差をこれ以上あけたくないレアルは、引き続きベイル不在の中、2試合ぶりの勝利へエースのFWクリスティアーノ・ロナウドや、FWカリム・ベンゼマらの爆発に期待がかかる。

 試合は開始7分にレアルが先制に成功する。ハメス・ロドリゲスが右サイドからピンポイントクロス。中央のベンゼマが頭で合わせて、ゴール左隅に流し込んだ。すると先制で勢いに乗るレアルが立て続けにゴールを奪う。12分、C・ロナウドがエリア内中央で倒されて得たPKを自らゴール左隅に沈めて追加点。さらに16分には、ルカ・モドリッチからのパスを受けたJ・ロドリゲスが、エリア手前右でファーサイドを狙って左足を振り抜くと、シュートは相手DFに当たってニアサイドに突き刺さった。

 あっという間に3点のリードを奪ったレアルは45分、セカンドボールに反応したC・ロナウドが、エリア手前右から相手DF2人をかわしつつ中央へ切り込み、左足シュートをゴール左隅に決めた。前半の内に4点を挙げて試合を決定づけたレアルは、後半に入ってチャンスは作るものの、得点には至らず、そのまま終盤に突入する。

 すると82分、途中出場のヘセ・ロドリゲスが左サイドからクロスを入れると、ファーサイドでDFの背後をとったC・ロナウドがダイビングヘッドで合わせて、ゴールネットを揺らした。C・ロナウドはこの日3点目でハットトリックを達成。さらに86分には、ドリブルでエリア内左に侵入したヘセが、鋭い折り返しを入れると、相手DFオスカル・デュアルテのオウンゴールを誘い、ダメ押しの追加点となった。

 試合はこのまま終了し、レアル・マドリードが6−0で大勝を収めて2試合ぶりの白星。一方のエスパニョールは6試合勝利から遠ざかる結果となった。

 レアル・マドリードは次節、2月7日にアウェーでグラナダと対戦。エスパニョールは8日にレアル・ソシエダをホームに迎える。

【スコア】
レアル・マドリード 6−0 エスパニョール

【得点者】
1−0 7分 カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード
2−0 12分 クリスティアーノ・ロナウド(PK)(レアル・マドリード
3−0 16分 ハメス・ロドリゲス(レアル・マドリード
4−0 45分 クリスティアーノ・ロナウドレアル・マドリード
5−0 82分 クリスティアーノ・ロナウドレアル・マドリード
6−0 86分 オウンゴール(オスカル・デュアルテ)(レアル・マドリード