ローマは14日のセリエA第16節で、ナポリとアウェーで引き分けた。ルディ・ガルシア監督は試合後、『Mediaset Premium』で次のように述べている。

「我々がまったくシュートを打たなかったと言うことはできないはずだ。後半にヘディングがあったじゃないか(ダニエレ・デ・ロッシのシュートが決まったが、クロスがラインを割っていたとして取り消されている)。ここサン・パオロでは、ユヴェントスも、インテルも、フィオレンティーナも負けている」

「我々は前半にシグナルを発した。(モハメド・)サラー、(エディン・)ジェコ、(コスタス・)マノラスでね。後半は良くなかったが、我々はゴールも決めたはずだった。ローマはとても団結していたと思う。相手に1センチも許さなかった」

「サン・パオロでの0-0というスコアは、興味深い結果だと思う。自信につながるわけじゃない。我々は以前から自信を持っていた。今はコッパ・イタリアでのラウンド突破と、リーグ次節で勝つことを考えよう。我々のDFとGKはたくさん批判されたが、今日の彼らは優れていることを示した」

「ジェコはピッチ全体で戦った。彼には打てるべきボールが少なかったが、こういう試合だったからそれは分かっていた。(アレッサンドロ・)フロレンツィはよく守ったね。(ロレンツォ・)インシーニェは優れた選手だ」

「終盤は我々が彼らよりも疲れていた。チャンピオンズリーグで多くのエネルギーを使ったからね。彼らはカップ戦ですでにラウンド突破を決めていたから、控えを起用することができたんだ」

「ローマは不安定すぎる? 我々は誰も恐れてはいけない。私はそれを毎日選手たちに理解させようとしている。3日おきに試合をすることなど、いろいろなことに慣れていない選手が多く、それで常に輝くことができていないんだ。だが、もう少しの運があれば、我々はもっと勝ち点を稼げていたはずだよ」

デ・ロッシのゴールが認められなかった場面について、元審判のマウロ・ベルゴンツィ氏の分析に対し、ガルシア監督はこう述べている。

「君らはボールがゴールラインを割ったと言っている。私は割ったように見えると言っている。決して確実なことは分からない。確かなのは、蹴った瞬間にボールはラインを割っていなかったということだ。それからのところは、絶対に100%では分からないことだよ」