レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウドが、8日のチャンピオンズリーグ(CL)・マルメ戦で4ゴールを挙げた。これでC・ロナウドは新たな記録を打ち立てている。グループステージの6試合で11得点は史上初の快挙だ。

それだけではない。CLで11得点以上というのは、C・ロナウドにとって3度目のこと。C・ロナウド以外に11得点以上を挙げたのは、リオネル・メッシ(2回)、マリオ・ゴメス、ルート・ファン・ニステルローイの3選手だけだ。

さらに、C・ロナウドはCLの1試合で4ゴールを挙げたレアル初の選手だ(最多記録はメッシとルイス・アドリアーノの5ゴール)。欧州カップ戦全体で言うと、レアルではアルフレッド・ディ・ステファノ、ウーゴ・サンチェス、フェレンツ・プスカシュに続く4人目となる。

また、この日は11分間で3得点を挙げており、これはCL史上3位となる早さ。20分間で4得点は、歴代2位の記録だ。

チームも8-0でマルメに圧勝しており、同一チームの2選手(C・ロナウドとカリム・ベンゼマ)がハットトリックを記録したのは初めてのことだ。チャンピオンズカップを除き、CLだけで言えば、8点差も史上最多タイの得点差となる。2007年にリヴァプールがベジクタシュ戦で8-0と大勝しているが、このときもベンチにいたのはラファエル・ベニテス監督だった。