17日放送の「ひるおび!」(TBS系)で、時事通信社特別解説委員の田崎史郎氏が、コメンテーターの室井佑月氏を厳しく問いただす一幕があった。

番組では、安全保障関連法案(安保法案)の参院平和安全法制特別委員会について特集し、16日から17日にかけて、野党議員が理事会室前に詰めかけるなどし、理事会や安保法案の採決を阻止しようとしたことを取り上げた。

スタジオでは、TBS特別解説委員の龍崎孝氏が、与党はかなり強行な手段をとってはいるものの、できるだけ丁寧にことを進めていこうという考えがあることを説明した。

すると、室井氏が「強行は強行じゃないですかね」「だって国民の大部分が反対していることを…」と口を挟んだ。

そこで、田崎氏が「それでも野党の一部は…」と反論を唱えようとしたが、室井氏は「一部でしょ?」「だって国民の声が一番大事なんじゃないの?」と声を荒らげた。

そんな室井氏に対し田崎氏は「『国民の声』はなにで測るんですか?」と厳しい表情で問いただし、室井氏が言葉に詰まると、スタジオは一瞬静まり返ってしまった。

室井氏は「だって、国民の声はどうして測らなきゃいけないんですかね」と返答してしまったが、田崎氏は「『国民の声』というのは、誰の声ですか?」と、さらに室井氏に詰め寄った。

スタジオが不穏な空気になりつつある中、ここで弁護士の八代英輝氏が、国会での強行について、与党のみではなく、野党の一部も入ってきた場合には強行という言葉は使わないのではないかと、田崎氏が指摘しようとした内容を、室井氏に対してなだめるように説明した。

しかし、八代氏が話している最中に割って入った室井氏は「(安保法制について)丁寧に説明するって(安倍首相が)言っていたじゃないですか」と不満を漏らした。

田崎氏が「100時間審議をしている」と室井氏に指摘すると、室井氏は「説明になってないじゃないですか!国会で全然!」と、再び声を荒らげはじめた。これには田崎氏も「僕に文句言われても困るんですよ」と、ツッコミを入れ笑いを誘っていた。

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