警察庁は5日までに、年末年始(2006年12月29日−07年1月3日)の交通事故発生状況を発表した。全国の交通事故死者数は前年同時期に比べ15人減の91人で、統計が残っている1970年度以降、最少だった。

 飲酒運転による事故発生件数が前年同期比222件減の104件と大幅に減り、死者数も14人減って9人にとどまった。

 交通事故の死者数が最も多かったのは、茨城県の6人。次いで北海道、静岡県の各5人と続いた。岩手県、秋田県、山梨県、富山県、京都府、奈良県、鳥取県、島根県、徳島県、香川県では死亡事故はなかった。【了】