9月15日から全国で販売される、幼児向け飲料「オーガニック果実と野菜」のキャロット味とトマト味。(提供:和光堂)

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和光堂(本社・東京都千代田区、富永寿郎社長)は8日、幼児向け飲料「オーガニック果実と野菜」のキャロット味とトマト味を、9月15日から全国で発売すると発表した。

 同社は04年、1歳から3歳未満の子どもを持つ160世帯を対象に3日間の朝食メニューを調査。デザートと飲み物を除くメニュー数は平均2.4品で、1品のみは26%。1品の場合はパンだけを食べることが多く、数品を組み合わせた朝食でも、パン、バナナ、卵焼きなどが中心で、野菜が不足していることが分かった。「オーガニック果実と野菜」には、1本に50g分の緑黄色野菜が使用され、1歳から1歳半の幼児が1食に必要な野菜の量30〜40gを満たしているので、母親が忙しい朝でも手軽に野菜を取り入れた食事ができる。

 同飲料に使われている野菜や果物は、化学合成農薬、化学肥料を3年以上使わない畑で栽培され、有機JAS認定を受けているのが特徴。また、着色料・保存料・香料は一切使われていない。同社広報室の鈴木展子さんは商品について、「子どもを持つお母さんたちは食品の安心・安全面を心配しているので、有機野菜と有機果物を使用した。素材そのものの味を活かすため、砂糖、食塩も一切使用していない」と話す。

 また同飲料の容器には、環境に配慮して、木の成長のために切られた間伐材から作られた紙が使われ、飲んだ後は紙パックとしてリサイクルすることが可能。形状は子どもが持ちやすい筒状で、中身が飛び出す心配もない。

 125ml入り3本で、希望小売販売価格は346円。問い合わせは、お客様相談室(電話:0120-88-9283)まで。【了】

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