【ファンキー通信】宇宙旅行は一泊1億円超!「宇宙の歩き方」出版

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 今度の旅行は国内で温泉? それとも海外でバカンス? え? 宇宙? そんな、ご冗談を・・・。

 7月27日にランダムハウス講談社から出版された『宇宙の歩き方』は、そんな冗談を本気に変える一冊。国際宇宙ステーション(ISS)滞在は一人当たり約22億円、宇宙ホテルの宿泊は将来1億1千万円、といった具合に宇宙旅行のハウツーを旅行ガイドブック風にまとめていて、話題を呼んでいる。

  「多くの方に宇宙旅行は夢じゃないことを知っていただけるように刊行いたしました」(ランダムハウス講談社 宮原さん)

 宇宙に行けるのは宇宙飛行士だけかと思っていたが、どうやら私たち一般ピープルも、十分可能になってきているという。

 「海外ではスペース・アドベンチャーズとヴァージン・ギャラクティックの2社が、宇宙旅行ツアーを組んでいます。国内では、クラブツーリズムがヴァージン・ギャラクティック社と提携し、宇宙旅行ツアーの募集を始めました」(同)

 クラブツーリズムのなかでも、この宇宙ツアーを行っているのは、宇宙旅行クラブ。現在会員数は520名、年会費はたったの1000円というから、これはお手軽。ちなみに今回のツアーは、総額2200万円ナリ。

 「7月29日の抽選会で、2008年宇宙行きの権利を獲得されたのは、56歳の団体職員の女性です。今回は1名枠に対し、7名の応募がありました」(クラブツーリズム 高山さん)

 気になるツアーの内容は、どんなものなのだろう?

 「アメリカ・カリフォルニア州のモハベを出発し、地球を越えて高度100キロの準軌道まで飛んでいき、約25分間滞在します」

 1億円に比べたら若干お安めと言えなくもないが、考えてみれば飛行して戻ってくるだけで2200万円とは。いやはや恐るべし、宇宙。

 実際、宇宙に行こうと考えているのは、どんな方なんでしょう?

「国内、海外旅行も、し尽くしてしまい、次は宇宙だという方や北極も南極も行った方など、実に様々です。年代は20代〜70代までと幅広いですね」(同)

 実はクラブツーリズムでは、現在も募集している宇宙旅行があるとか。

「現在、一機6名の申し込みを、8月31日まで受け付けています。お値段は2200万円ですので、興味のある方は是非お問い合わせを」(同)

 一度、宇宙に行ってみたいという方には、またしてもないチャンス。『宇宙の歩き方』を読んで、いてもたってもいられなくなったあなたは、このツアーに申し込んでみてはいかがです?(文/verb)

クラブツーリズム 宇宙旅行クラブ
03-5323-5566