2012年の岩隈久志の成績を振り返っておこう。ざっくり表すなら雨のち晴れ、というところだろうか。キャリアSTATS岩隈に関して、最大の懸念材料はコンディションではなかったか。2010年まで200回を投げる体力を有していたが、2011年は右肩を負傷、長期的な戦線離脱もあり、成績は大きく下落した。シアトルの懸念もその部分だっただろう。そのキャリアを見れば、先発投手として起用すべきなのは明らかだったが、スタミナ、肩の状態に