ここのところ後ろ向きなことばかり考えているのも良くないな、と思いながらコスト度外視で考えていたことなどをいくつか。ちょうど「復興庁」の創設が検討されているようではあるが、果たして「帝都復興院」をどこまで理解した上での検討なのかが気にはなる。帝都復興院の肝は間違いなく後藤新平の採用したプラン(独自の、ではない。モデルは欧州にあった)であり、それは「復旧」ではなく、「復興」であったはずだ。その独裁的独