数年前、東京電力は日本で最も憎まれた会社の一つでありました。東電管轄ではない地域でも東電のおかげで原発が止まり、高いLNGを購入し、赤字となり、電気代が上がったわけですから東電悪玉論は日本中で持ち上がっていました。当時、東電を潰すか、存続させるかという議論がありましたが、潰す話は感情論で実質的に潰しても誰も得をしないことは明白でした。それよりも安定した電力供給をしてもらうことがもっと重要であることに