不調のWindowsをOS再インストールする前に試せる便利な回復ツール「PCリフレッシュ」

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Windowsが不安定になってしまい、原因がさっぱりわからないというトラブルは非常に困る問題だ。

こうした場合は、正しく動作していた時点に戻すことができる「復元ポイント」で回復を図る。
しかし、「復元ポイント」を利用しても直らない場合は、どうすればいのか。

1つはハードウェアの問題の可能性がある。この場合は、ハードウェアのトラブルシューティングを参照したり、メーカーのカスタマーセンターに相談したりするのがオススメだ。

しかし、復元ポイントでも、ハードウェア問題でもないとしたら、どうすればいいのか。
もう、「Windowsを再インストールするしかない」と思っているのではないだろうか。

実は、完全にWindowsを再インストールする前に、試せる方法がある。
それが「PCをリフレッシュする」という方法だ。

これは、Windowsをインストールした直後の状態にまで戻してしまう機能だ。
インストールしたアプリなどは、きれいさっぱりなくなってしまうので、今まで利用していたアプリ環境は再度、設定や構築する必要がある。

しかし、再インストールと異なり、短時間で完了できるので試してみる価値はあるだろう。


コントロールパネルにある回復をクリックする。



「PCで問題が発生している場合、PC設定でリフレッシュすることができます」をクリックする


コントロールパネルにある回復から、
PCで問題が発生している場合、PC設定でリフレッシュすることができます
をクリックする。


モダンUIの「PC設定」にある「保守と管理」をたどってもOK


するとモダンUI(タッチ用の操作画面)に用意されているPC設定へと画面が切り替わる。


「開始する」をマウスでクリックするか、タッチ画面でタッチするとPCのリフレッシュ操作が開始される。


ここに「PCをリフレッシュする」という項目が用意されている。「開始する」をマウスでクリックするか、タッチ画面でタッチするとPCのリフレッシュ操作が開始される。


小川夏樹(ITライフハック編集長)