今週18日、欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦=レアル・マドリードvsシャルケの一戦が行われる。日本国内の注目はクリスティアーノ・ロナウドとマッチアップする可能性が高い内田篤人だろう。16日深夜放送、フジテレビ「すぽると!」では決戦直前の内田に行ったインタビューの模様を放送した。

2年連続同一回戦で激突することになった両チーム。昨年はレアルが9-2(2試合合計)で大勝している。この時、日本に滞在しリハビリを行っていた内田は「いや、観てないんですよ、試合。ゴールシーンくらいしか観てないです。90分長くないですか?」とニヤリ。

対峙するであろうロナウドについて、「目の前に立ってからだと思います」と切り出した内田は、「ネイマールとかリベリはサボるところはサボるし、やる所はやるから。フッて消える時間があるほうがやっているこっちは怖い」と他の世界トッププレイヤーと比べつつ、その上で「速いし、シザースから縦とか中とか。周りも使ってゴール前入ってくるのでずっと見てないといけないのがしんどい。倒せばフリーキックあるし。どっかでサボって気を抜いててくれることがないので常に怖い」と評した。

「楽しんでいる時間はない。我慢、我慢だと思いますけど。それでやっと目の前に勝ち点がこぼれてくるかこないか。厳しいっすよ。分かってます。現実はしっかり見たほうがいい。今のレアルは一番強い」。試合の展望をこう語った内田は「“いい経験ができます”とかじゃなくて勝負だから。負けたらダメだし、経験とかどうでもいい」と続け、覚悟のほどを感じさせた。