アジアカップ1次リーグのD組初戦が12日に行われ、ハビエル・アギーレ監督が率いるサッカー日本代表がパレスチナ代表に4−0で快勝、勝ち点3を獲得した。(イメージ写真提供:123RF)

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 アジアカップ1次リーグのD組初戦が12日に行われ、ハビエル・アギーレ監督が率いるサッカー日本代表がパレスチナ代表に4-0で快勝、勝ち点3を獲得した。日本、中国、韓国の3カ国はいずれも初戦を白星で飾った。中国メディア・新浪網は中国版ツイッター・微博(ウェイボー)上で、FW本田圭佑が前半44分にPKを決めたシーンを映像付きで紹介、前半終了時点で3-0とリードしたことを伝えた。これに対して中国ネットユーザーが続々とコメントを寄せた。

 その多くは、日本の強さやアジアにおける格の違いについて感嘆するものだった。「一方的に殴ってる感じ」、「これこそ強豪だ」、「やはりアジアの王者と呼ぶにふさわしい」といったコメントが寄せられた。また「いつになったら中国代表はこんなにすごいチームになれるかな」という感想もあった。

 「ゴールキーパーが動きすぎだ」、「パレスチナが弱すぎる」、「アマチュアレベル」といったように、パレスチナが対戦相手としてはあまりにも格下であると評するユーザーもいた。しかし、そのパレスチナに対して中国は直前の強化試合でスコアレスドローという結果に終わっている。そのことをチクリと指摘するユーザーもいた。

 また「布陣を見ただけで圧倒される。実際もすごいんだけど」など、本田をはじめFW香川真司、FW岡崎慎司などほぼフルメンバーが揃った日本代表のラインナップ自体に戦慄を覚えるユーザーも。なかには「日本代表の布陣はアジアではバグ的存在。中国が当たったら、惜敗なら“勝ち同然”と思わねば」という独特な表現をする者もいた。

 中国ネットユーザーに格の違いを見せつけたといえる12日の試合。ただ、1次リーグはまだ2試合あり、イラクもヨルダンも油断はできない相手だ。アジアでは他国もうらやむ超豪華な布陣で臨む日本代表が、これからさらにエンジンの回転数を上げてアジアの頂点をめざし、より多くの中国ユーザーから「やっぱり日本はバグっている」という「ほめ言葉」が聞かれることを期待したい。(編集担当:近間由保)(イメージ写真提供:123RF)