あなたはスマホヲタク化している?ガジェクラ度がわかる5つのチェックポイント

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スマホ時代の今、機種変更を繰り返して複数のスマホをつかった経験を持つ人も増えている。スマホの扱いにも慣れて、スマホに詳しくなった人も増えてきた。そんな中、知らずに「ガジェクラ(ガジェットクラスター)」化している人も急増中だ。

しかし、「ガジェクラ」のイメージはキモイ、変態、気難しいなど、決して良くはなく、実際には「ガジェクラ」と呼ばれてうれしいという人は少ないだろう。

自分のガジェクラ度を調べるチェックポイントを用意した。ひとつでも当てはまれば、あなたはマニアな世界の足を踏み入れているのかもしれない。

●そもそもガジェクラは悪いことなのか? ガジェクラの長所と短所
「ガジェクラ(ガジェットクラスタ)」とは、スマホやモバイル機器を好きな人(ファン)を表す言葉で、ネットスラング語のひとつだ。
ただ、ガジェクラと一口にいっても、スマホなどのガジェットが好きというライトな人という意味から、熱狂的に好きな人という意味まで幅広い。だが、多くの場合、後者の悪いイメージで使われることが多い。

しかし、ガジェクラと呼ばれる人には、豊富な専門知識と経験から、製品の開発、活用の支援や補助、トラブル解決に貢献するなど、良い成果をあげている人も多いのだ。


●複数台のスマホを持ち歩いている
典型的なガジェクラのパターンは複数台のスマホを所有して、持ち歩く。スマホやタブレット、iPhoneやAndroidなど、種類やOSの異なるガジェットを持ちたがる傾向にある。さらに、モバイルルーターやモバイルバッテリーなどの周辺機器も多数持ちたがる。重度の場合、1人で5〜6台の機器を持ち歩くこともある。
業務や仕事関連以外で、複数の機器を持ちたがるのは、より多くの実践的知識とコレクター的な満足感を得たいという欲求があるのかもしれない。コレクションを肌身離さず持ち歩きたくなっていれば、これに当てはまっているので要注意だ。

●話題の新機種は必ず買いたがる
話題の新機種が発表や発売されると、とにかく買いたがる。ガジェクラと呼ばれる人は、最新の機種を最速で入手したがる傾向が強い。特にiPhoneやNexusのような話題の最新機種などは、絶対に購入しなければならないと思う傾向がある。
最新の技術、機能などを他者よりも早く知りたい、最新機器が欲しいという欲求が強いと思うようになったら、すでにあなたもガジェクラの仲間入りだ。

●他人のスマホの機種が気になる
他人が使っているスマホの機種が気になる、知りたがる。
重度の場合は、機種名だけでなく、メーカー名、キャリア名、OSのバージョンなども気になる。
こうした背景には、スマホなどの知識を増やしたいという欲求や、自分の知識を確認して満足感を得たいという欲求があるようだ。

●専門用語や略語を使いたがる
スマホなどの話をする際、リアルでもSNSでも、場所を選ばず専門用語や略語を使いたがる。
たとえば、ドコモを「茸」、KDDIは「庭」、GALAXYは「銀河」などといった略語はよく使われる。
略語を使うことで簡潔に表現するという目的もあるが、TPOに配慮せずに使用するケースも多い。
ガジェクラ=詳しい人と同列にいたいという意識と、知識をひけらかしたい欲求が強い傾向があるようだ。相手に「専門的で何を言っているのかわからない」と言われたらガジェクラ化の兆候だ。

●他人の意見は聞かない
好きなガジェット(メーカー)思い込みが強く、他人の意見や反論を受け付けない。
特に、好きな製品やメーカーへの批判やネガティブな意見に、過敏に反応する傾向がある。
このケースは、ネット上ではストーカー行為や炎上などのトラブルに発展することも多く、ガジェクラというだけでなく少し厄介なパターンだ。

自分の言動や行動に、こうした傾向が現れてきたら、注意したほうがいいだろう。


甲斐寿憲