12月6日(土)に全国公開されるアニメ映画『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』主題歌にスキマスイッチのニュー・シングル「星のうつわ」(12月3日発売)が起用されることが発表された。

この映画は1999年から「週刊少年ジャンプ」で連載されているコミック累計発行部数1億3000万部を超える大ヒットマンガ「NARUTO-ナルト-」の劇場版最新作。今作は原作者の岸本斉史がキャラクターデザインに加えてストーリーの総監修を務め、「ナルト、最後の物語(エピソード)。」というキャッチコピーとともに「劇場版 NARUTO -ナルト-」シリーズが完結することが明らかになっている。

また10月11日(土)に発売された「週刊少年ジャンプ」46号にて1999年の連載開始から、15年の長い期間に亘って世界中のファンから愛されてきた「NARUTO-ナルト-」が、あと5週で完結することが発表され、全世界に衝撃が走った。ファンからは連載終了を惜しむ声が相次ぎ、激動のクライマックスへと突き進むマンガ「NARUTO -ナルト-」、そして原作では描かれなかった空白の時を描く、劇場版『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』の両方から目が離せない。この冬、世界中が「ナルト」の動向に注目が集まる。

今回スキマスイッチを起用した理由について、『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』廣部琢之プロデューサーは「『NARUTO THE MOVIE』らしくなくて、実は『NARUTO THE MOVIE』らしいアーティストはと考えた時、まずスキマスイッチが浮かびました。誰もみたことのない成長した主人公うずまきナルトの心を表現するような、優しくて力強い大きな世界観の楽曲をお願いしました。月日が過ぎても耳にするだけで映画のシーンや登場人物の表情が鮮明によみがえる、そんな楽曲を作っていただいたと思います。」とコメント。

また、主題歌を提供したスキマスイッチは「今回、世界中にファンのいるナルトの主題歌を担当させていただくということで大変嬉しく思っています。楽曲を作るにあたり、せっかくコラボレーションの機会をいただいたので、どんな曲にすれば面白いコラボレーションになるのか、いろいろ考えました。誰か一個人を愛するというよりはもう少し大きな“愛情”、人が人として伝えていきたいこと、命の連鎖、継承、そんな僕たちなりの“人間愛”を幅広い世代の人達に届けられたらと思います。映画と共に僕たちの音楽も皆さんの心にすーっと染み込んでもらえたら嬉しいです。」(大橋卓弥)

「何気なく置いてある小さなものでも必ず何か意味があって、必ずどこかに繋がっていく。途切れることのない様々な連鎖が寄り集まって、この世界、この宇宙になっていく。そんなことを考えると何気ない景色もまた違った意味を帯びてくる、そんなことを思いながらこの楽曲を作りました。受け取るだけの側から受け取り伝える側、いつかは残す側へと移っていくナルトたちと、12年目の自分たちの気持ちを重ねて物語を楽しんでいます。僕たちの「星のうつわ」がこの壮大な物語のファイナルをそっと飾ってくれることを願っています。」(常田真太郎)と語っている。

また、スキマスイッチの二人は今作品でアフレコにも挑戦しており、アフレコ現場には主人公のうずまきナルトも応援に駆けつけ、「スキマスイッチの二人が今回の映画のために書き下ろしてくれた曲が心に沁みたってばよ!この曲を聴くと不思議と父ちゃんや母ちゃん、大切な人たちのことを考えずにはいられないっていうか、うまく言えねえんだけど自然と涙がこみ上げてくるぜ・・・ 大橋さん、常田さん!素敵な曲をありがとうだってばよ!」と喜びを語った。

放送中のテレビアニメ「NARUTO -ナルト- 疾風伝」(毎週木曜19時30分〜、テレビ東京系)の10月30日放送回で、主題歌『星のうつわ』が使用された映像がどこよりも早く披露される予定だ。また11月1日からは、早くも全国の映画館(265館)で予告篇が上映されるので、是非、映画館に足を運んでチェックしてほしい。

スキマスイッチは12月3日に発売されるニュー・シングル『星のうつわ』同日に約3年振り通算6枚目となるニュー・アルバム『スキマスイッチ』の発売も発表されており、2015年1月からはニュー・アルバムを携えた全国ツアー「スキマスイッチTOUR2015 'SUKIMASWITCH'」が開催される。日本が世界に誇るマンガ「NARUTO-ナルト-」との最強タッグは劇場版史上初の冬公開を熱く盛り上げること間違いない。
(C)岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ ©劇場版NARUTO製作委員会 2014