インテルMFエルナネスが入団会見に臨んだ。“預言者”のニックネームを持つ同選手は、「勝利への強い意欲を感じている。今のインテルには再び、そしてすぐに立ち上がるためのクオリティーがすべて備わっていると確信している」と話している。

さらに、エルナネスはインテルの何が気に入ったのかを聞かれると、「僕はインテルがすごく好きなんだ。スキャンダルと一切無縁で、セリエBに降格したことのないクラブだからね」と答えている。

「イタリアで一度もセリエBに降格したことがなく、つまりは真面目で結果を残すことができるクラブということだ。そして、スキャンダルからはかけ離れていた。それが好きなんだよ。僕は穏やかに過ごしたい。正しいことをしながら、ね。だから、こういうクラブにいることでそういう愛着が増すんだ」

「自分の選択を誇りに思っている。多くの勝利を手にするための条件はそろっているんだ。(ワルテル・)マッツァーリ監督とともに僕はまだ成長できる。このクラブの一員になることをすごくうれしく思っているよ。大きな感動だ」

インテル移籍交渉については、次のように振り返っている。

「インテルが自分を望んでいると知ったときから、すぐに受け入れるつもりだった。キャリアにおける重要な一歩だったからね。僕にとってはまたとないチャンスだった。すぐに自分が重要だと感じさせてくれたし、みんながこの取引に満足してほしかった。インテルのようなクラブから求められるのはうれしいことだ。イタリアと世界のサッカーにおいて非常に重要なクラブだよ。自分としては満足だったけど、僕は全員にとってうまくいくことを願っていたんだ」

インテルの現状は厳しい。だが、エルナネスは楽観的に未来を見据えている。

「僕らはうまくやれると確信している。このグループには素晴らしいクオリティーがあるよ。自分の選択に満足している。素晴らしい指揮官もいるしね。選ぶ上でとても大きかった。マッツァーリ監督と一緒に、僕はさらに選手として成長できる。僕らにはうまくやり、高いレベルにたどり着くだけの可能性があるんだ。インテルはずっとそうだった」

「自分のサッカーをする用意はできている。自分にできることをやるよ。僕の人生とキャリアにおける素晴らしい瞬間だ。3年前からインテルを外から見てきた。今は勝利への意欲を感じている。チームメートたちと監督もさらなる勝利を望んでいるはずだ」