24日にミラノ入りし、ミラン移籍が確実になったMFマイケル・エッシェン。ミラノに入った同選手は、アドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役と「ジャンニーノ」でディナーをともにしている。ディナー後、ガッリアーニ代表取締役は明らかに満足した様子で次のように話した。

「彼はとてもうまくやれると思う。4-2-3-1に適した選手だ。それに、チャンピオンズリーグでも非常に役立つ。ちょうど今日、モントリーヴォに対する2試合出場停止への異議が却下されたからね。だから、(エッシェンは)アトレティコ戦でも役立つだろう」

「我々はまさにセンターハーフが必要だった。彼は明日メディカルチェックをする。(マルセル・)デサイーのような偉大なカンピオーネの後に続いてほしい」

なお、ガッリアーニ代表取締役は今後の補強について、「ノー、ノー。終わりだ」とコメント。もう獲得はないかと聞かれ続けると、「おそらくね」と答えている。

一方、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督はこの日、会見でエッシェンの状況について次のように話していた。

「最初に言いたいのは、彼は素晴らしい選手であり、素晴らしいチームプレーヤーということだ。その上で、今のコンディションでは移籍することも残ることもあり得る。私は彼が残ることを願っているよ」

「ワールドカップを見据え、ハイレベルなプレーを続けられるような、我々にとっても選手にとっても良い機会があれば、彼は出ていくことができる。無理に残すことはしない」