パナソニックがプラズマテレビから撤退に海外で「ノォォォォ」の声

パナソニックプラズマテレビ事業からの撤退を正式発表しました。

近年続いた赤字を黒字転換する見込みがないことが主な理由ですが、パナソニックプラズマテレビのファンは海外にも多く、多くの撤退を惜しむ声が上がっていました。

 

Panasonic concedes plasma TV defeat, ends production

報道によると、パナソニックは12月にプラスマディスプレイパネルの生産を終了し、2014年3月末に生産拠点の事業活動を停止するとのことです。

プラズマは液晶に比べて応答速度が速く、スポーツやアクション映画といった動きの多い映像に強いというメリットがあったことから、液晶が進歩した今でも世界中に根強いファンがいるようです。

海外掲示板に寄せられていた、嘆きのコメントをご紹介します。

●大学時代、夏のバイトでテレビをベストバイで売っていたことがあるが、3カ月間、1日8時間もテレビを見つめた結果、パナソニックのプラズマがベストなテレビだとわかった。

●自分も電気屋でしばらくテレビを売っていた。とにかくパナソニックのプラズマがベストだった。

●残念すぎる。値段設定によってはテレビ市場でトップだったのに。これで自分のビエラGT25を新しいパネルに替えることを今のうちに検討しなくちゃいけない。

●なんてこった。パナソニックプラズマテレビが大好きなのに。自分は液晶よりプラズマのほうがずっと良い。

●↑自分がパナソニックプラズマテレビを買ったのは、そのとき一番最高のものだったからだ。パナソニックのだけは他に劣りやしない。文句をひとついうとすれば、熱がこもるのと重量がかさばることだけだ。

●自分の42インチのパナソニックプラズマがずっと長持ちしますように。
最悪なのはこのテレビに比較できる画像のものを、ノン・プラズマで求めると1200ドル(約12万円)以上かかることだ。それはオレがプラズマに払った金額の倍だ。

●ノォォォォォォォォォォォォ!
プラズマは液晶よりずっと良い!特に映画では。しかもパナソニックはプラズマの中でも最高だ。今からプラズマテレビをストックしておくべき? 映画好きの人がプラズマを買っていない理由がわからない。2008年に買ったプラズマはどの液晶よりも良いよ。

●2008年に50インチのパナソニックを800ドル(約8万円)で買った。3インチ(約7.6cm)の厚さはあったけど不満はない。壁に取り付けたらあとで厚さに文句を言う人もいないだろう。

●自分も2台のパナソニック・プラズマビエラを持っているけど、今まで所有したテレビの中で最高だ。とにかくゴージャスだよ。

パナソニックのプラズマが現在あるテレビの中で最高だと思ってた。

●↑パイオニアも撤退したときよかったよ。ただ儲からないみたいだ。安いテクノロジーに占領されて。

●↑自分が思うに、人はみんなリサーチしないんだ。店に行って、明るくて目立つLCDの画像に吸い込まれてしまうんだ。家に帰ったらどんな風に見えるか全く理解していないんだ。どんなにプラズマがいいかを。

●パイオニアが撤退してから、パナソニックのプラズマが最高だったのに。

●↑自分は50インチのを8月に購入したよ。製造中止になるという噂を聞いたからね。

●3〜4年経つけど、友達の持っているどのテレビよりきれいで、太刀打ちできない。

最近の液晶テレビは16倍速のフレームレートも登場するなど、以前ほどはプラズマのメリットも薄れてきたように感じますが、海外のテレビ販売員がこんなにプラズマの美しさを称賛していることに驚きです。

海外市場の売れ筋である安価な(非日本製の)液晶の場合、品質的にプラズマに劣るということも大きいのかもしれません。

こうして日本家電が消えていくのはさみしいですね。

Panasonic concedes plasma TV defeat and ends production.

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