ヴェネチア国際映画祭から厳選したショートフィルムを上映!

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ハリウッド大作もいいけど、実験的なショートフィルムも新鮮でおもしろそう。でもショートショートってどこで観られるの・・・? それなら、世界のショートフィルムを上映する専門の常設映画館が、横浜みなとみらいにあるブリリアショートショートシアターへ。現在は、「国際映画祭ショートフィルムプログラム」(〜9月30日(月))を開催中。どんな作品が上映されているのか、その見どころなどをお聞きしたところ・・・。

「音楽家坂本龍一氏が審査員を努めることで話題を集めている、第70回ヴェネツィア国際映画祭開催にちなみ、過去ヴェネチア国際映画祭にて上映された韓国、メキシコ、フランスのショートフィルム全4作品による『ヴェネチア国際映画祭ショートフィルムプログラム』を上映します。上映作品は、2012年に最優秀短編映画賞(銀獅子賞)受賞の韓国作品『葬式』(原題:Invitation/16:00)や、フランスの名優ジェラール・ドパルデュー出演作品『フランクの幸せな時間』(原題:Frank-Etienne Towards Beatitude/15:00)など、当シアターでしか観ることのできない作品ばかりです」とのこと。

そもそも、ショートフィルムとは、長くても30分程度、短いものはわずか1分というもので、日本では「短編映画」と訳されるそう。映像文化の先進国アメリカや、ショートフィルムの歴史の長いヨーロッパでは、通常の映画とは区別され、ハリウッドで活躍する超有名監督もこのショートフィルムからキャリアをスタートしているくらい映像表現の1ジャンルとして確立、成功を収めているとか。

今回のプログラム、ヴェネチア国際映画祭は、カンヌ国際映画祭・ベルリン国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭のひとつで、世界最古の歴史をもつ名誉ある映画祭。たまには一味違う映画を観て、思わぬ“掘り出しもの”を見つけちゃうのもいいかも!?