中国国営通信の新華社は2日付の社説で、「日本政府と右翼勢力は侵略の歴史を反省すべきだ。国内外の正義の声を聞き、隣国との関係を誠実に改善しなければならない。同じことを繰り返せば、再び孤立と失敗を繰り返すだろう」と論じた。中国国際放送局が報じた。

 社説は、「日本は釣魚島(尖閣諸島の中国側通称)問題と靖国神社問題について他人を欺き、絶えず茶番を演じるだけではなく、韓国の独島(竹島の韓国側通称)などの領土問題でも、第2次世界大戦後の失敗の結果を受け入れていない」と主張した。

 さらに、「日本は他国の信頼を得て、自ら世界でのイメージを改めて構築すべきだ。第2次世界大戦に負けたドイツに学び、侵略の歴史を徹底的に清算し、ファシズム戦争を美化する行為を停止すべきだ。そうしなければ、日本は国際社会から孤立し、自滅するだろう」と論じた。(編集担当:村山健二)