甲子園球場の売り子さんだった池田愛恵里は、レースクイーンやグラビアアイドルに転身した

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16日放送の情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)では、球場のビール売り子さんたちが今、「アイドル化が進んでいる」と紹介。雑誌で特集が組まれたり、主人公が売り子という漫画「 球場ラヴァーズ」(少年画報社)まで存在しているなど、盛り上がりを伝えた。

その他にも、グラビアアイドルに転身した売り子さんを紹介。撮影スタジオにいた池田愛恵里(23)にインタビューを行い「売り子をやっていなかったら、今の仕事をやろうと思わなかったはず」と、売り子の仕事が原点だったことが語られた。

池田は、昨シーズンまで甲子園球場で働き“ライトスタンドの華”と呼ばれたほどの、目立った存在。高校野球の試合においては「ビール販売487杯」という最高記録を打ち立てたことがある。芸能事務所に移った現在は、Gカップのボディで魅了するイメージDVDに出演したり、関西地区の番組レポーター、レースクイーンとしても活動している。

ナゴヤドームでは、今季売上NO.1の記録を持つ伊藤舞(22)さんを紹介。写真撮影に気軽に応じている様子と15秒で商品受け渡しが完了するムダの無い仕事術が映った。

楽天イーグルスの本拠地・通称「Kスタ」の取材では、販売数を増やすための工夫を追いかけた。アルバイトスタッフを派遣する企業担当者は「彼女たちはパフォーマーとして考えています。ソフトドリンクを売る女の子の衣服は、AKB48風に改良してます」とコスチュームの変遷が語られた。そして「5、6年前は、帽子まで赤色づくし。スタンドで目立つ色使いだったが、今ではテンガロンハットを被ってもらっていますね」とファッション性を豊かにしているそうだ。

番組では更に、彼女たちのモチベーションを向上させる要素、報酬金額を細かく紹介した。1日200杯以上を売り上げたときの歩合給を例に出し、時給2,500円以上の計算になるという。

「Kスタ」での売り上げNO.1は、林絢香さん(20)。売り子歴3年の彼女は、これまで276杯の最高記録を持つ。林さんが独自に取り組んでいることは、顧客ノートと営業日誌を綴っていること。その顧客ノートには、常連さんの「似顔絵」「席番号」「口癖」を記録しており、営業日誌には、常連さんと交わした「挨拶の有無」などをチェック。実際のページをカメラに向かって披露していた。

その営業ツールを作っている林さんは「年に1回来るお客さまでも、遠くから見つけられます」と自信タップリに話す。重量14.1kgという重い樽を背負って階段を上り下りする過酷な環境の中、効率良く売りさばいていくコツを明かしていた。

千葉マリンスタジアムでの、売り子さんエピソードにも迫った。1日370杯の最高記録を打ち立てた西田絢子さんは現在、人材育成をサポートする会社を経営している。西田さんは「売り子経験から得たのは、お客様の欲するサービスにいち早く気付く力が備わった」とコメント。企業の成績を伸ばす女性社長を紹介した。

これらの映像をスタジオを見届けた笠井信輔アナは「ガテン系のバイト。体力で勝負したり、可愛らしさで決まると思っていた。頭をここまで使っていることにビックリした」と営業日誌をつけている売り子さんの存在を知って、舌を巻いていた。

レースクイーン撮影:矢沢隆則

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