4月30日深夜放送、フジテレビ「すぽると!」では、「夢のBIG対談inニューヨーク」として、野球界に名を刻み、昨年現役を引退した両者=松井秀喜氏と金本知憲氏による対談の様子を伝えた。

23日に収録された二人の対談は、「相変わらず顔でかいね」という金本氏に、松井氏が「人のこと言えないですよ」と切り替えしてスタート。その内容は下記の通りだ(要約)。

松井:十何年ぶりですね。阪神の金本さん見たことないですから(2003年に松井はヤンキースへ。金本は阪神へ移籍している)。

金本:松井は膝?

松井:膝もありますけど、膝の調子はそんなに悪くなかったんですよ。この数年間は。年齢のこともありますし、各球団から厳しい目で見られましたので、数字が出なくなったということが一番の理由ですよね。

金本:パフォーマンス落ちたのは、体力?筋力?

松井:そういうところで感じたことはないんですよね。走ったりとか。振ったりとか。なんですかね。ただ結果が出ないということは何かがおかしいんだろうなって。自分なりにはその時、その時・・・。とにかく結果が出なかった。そこですよね。

金本:やればいいと思うんだよな。

松井:その気持ちはもちろんあったんですけどね。自分のいいイメージが・・・。自分自身が追いかけすぎたんでしょうね。ファンの方がそこまで期待していないかもしれないですけど、自分自身がそのイメージを追いかけすぎて“自信ないな”ってなりましたよね。

金本:それ松井らしいといえば、松井らしい考え方やと思うし。俺なんか、(メジャーに)半端で行っとったら、半端で帰ってきて、日本でやろうと思うわ。

松井:行こうっていう気持ちはなかったんですか?

金本:なかったね。環境的に無理だと思ったから。移動とか、飯とか。痩せ体質やから、すごく飯を大事にしてたから。食べる量。メジャー食べないでしょ?ケータリングをババッて食べて帰るでしょ?そんなんしたらすぐ80キロ切ってしまって。

松井:あと、僕より6つ(上)ですよね。同じ時に引退したって恥ずかしいんですけど。

金本:だから、はやいって(笑)

金本、松井の引退に「恥を忍んでって意味でも、やってほしい」 - 対談続編