ゲッツェの後釜候補、ドラクスラーやソン・フンミンら若手に注目か

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 ドイツ誌『キッカー』は、ドルトムントに所属するドイツ代表MFマリオ・ゲッツェが来シーズンからバイエルンに移籍することで合意したことを受け、クラブが後釜として狙っている候補選手を伝えた。

 同誌は、ドルトムントがゲッツェの移籍金で得る3700万ユーロ(約47億7000万円)とチャンピオンズリーグで準決勝まで勝ち進んだことにより手にする5500万ユーロ(約70億9000万円)を元手に補強に動くと見ており、有力なターゲットの1人として、シャルケに所属するドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーの名を挙げている。19歳のドラクスラーは2016年まで契約を残しているが、最低2000万ユーロ(約25億8000万円)程度の移籍金から交渉次第では、獲得の可能性があると報じている。

 しかし、ドイツ紙『ビルト』は、「フットボール以外でドルトムントを訪れたことはない。常にシャルケのファンでいるし、僕の心の大事な部分を占めている」とドラクスラーが過去に発言したコメントを紹介。ドラクスラーは8歳からシャルケでプレーしており、最大のライバルクラブであるドルトムントへの移籍の可能性は低いと見ている。

『キッカー』は、ドラクスラー以外にも、チェルシーからブレーメンにレンタル移籍中で、今夏にレヴァークーゼンへ移籍することが有力と見られているベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネ(21)や、ハンブルガーSVの韓国代表FWソン・フンミン(20)、ボーフムのドイツ人MFレオン・ゴレツカ(18)といった20歳前後で国内において結果を残している若手の名を獲得候補として挙げている。