キム・ヨナ(22)は25日、ソウル江南区のCOEXミレニアムホールで優勝記念ファンミーティングに参加した。席上で、永遠のライバルとされる浅田真央(22)について言及したことが、韓国内で話題となった。複数の韓国メディアが報じた。

 韓国メディアは、「キム・ヨナ、浅田とのライバルという構図には、お互い抵抗感があるかも」、「キム・ヨナ、ライバルという関係には浅田も抵抗感があるのでは」、「優勝後初のファンミーティング、キム・ヨナは浅田もライバル視されることには拒否感があるかもしれない」などの見出しで伝えた。

 キム・ヨナは、ライバルとされてきた浅田真央について「ジュニア時代から10年ほど浅田と比較をされて慣れてはいる。気にしないようにと思っていても、ずっと比較をされることに負担がないわけではない」と打ち明けた。

 続いて、浅田と個人的な親交があるかという質問には「競技の時にはみんな緊張するので、選手同士は挨拶もあまり交わさない。親しくなる機会がない。(浅田真央とは)あまりにも長い間、比較されてきたため、お互い知らないうちに抵抗感があるようだ」と付け加えた。

 このほかにも自分のニックネームやジンクス、大学生活などの質問に対しても素直に答え、ファンたちの拍手を浴びた。

 また、最後にキム・ヨナは「私の最後の大会であるソチ冬季五輪まで、もう1年も残っていない。しっかりと準備をして、良い姿をお見せしたい」と抱負を明らかにした。(編集担当:李信恵・山口幸治)