ハッカーがシステムに侵入、放送事故を起こす 写真:news.yahoo.com

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米モンタナ州のテレビ局<KRTV>で2月12日、「ゾンビ襲来警報」が流れるという恐ろしい事件が起きた。

<news.yahoo.com>によると、男性の声で「死者が墓から起き上がり、生身の人間を襲っているとの報告がありました」「ゾンビは非常に危険です。捕獲目的で近づかないでください」といった音声がお茶の間に流れたという。

放送中に警報が...

実はこれ、米緊急警報システムに侵入したハッカーの仕業。大抵の人は真に受けなかったようだが、中には地元の警察署に電話をかけ、ゾンビ襲来が本当なのか問い合わせた人もいたそうだ。仮にゾンビ襲来が本当だったとしても、全住民の57.7%が銃を所持する(全米では3番目に高い数字)モンタナ州では迎撃の準備はできているかも...?

一方、とんでもない"誤報"を流してしまったTV局はすぐに謝罪し、エンジニアが調査に乗り出しているという。またこの「警報」はそれから24時間の間にミシガン州などでも確認されたそうだ。

余談だが、最近では『ゾンビランド』や『バイオハザード』シリーズが記憶に新しいゾンビ映画。2004年の『ショーン・オブ・ザ・デッド』では、今回の"ゾンビ警報"さながらの世界を味わえるかも。

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