17日のセリエA第13節ナポリ戦を翌日に控え、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の一日は忙しかった。まずはシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長がミラネッロでの練習を訪れ、続いて同名誉会長とランチ、そして試合前日会見だ。アッレグリ監督はこのように話している。

「彼が来てくれたのは、我々全員にとって重要だった。選手たちにとっても、ここで働くすべての人たちにとってもね。しばらくミラネッロには来ていなかったし、刺激になるよ。彼はうまく話すことができる。現状を理解しており、我々を落ち着かせ、鼓舞してくれた」

「(信頼が確認されて)とてもうれしいが、平日に電話でも常にそう言ってくれていたんだよ。結果とは別に、私はベルルスコーニ名誉会長と非常に愛情ある関係にある。2年半前から一緒なんだ。すぐに勝てる重要なチームをつくってくれ、私のそばにいてくれた。今年は違う選択をしたし、トップに戻るには時間が必要だ。だが、ちょっとしたことでもっと良い順位にできるはずだよ」

「ベルルスコーニ名誉会長とは日曜、フィオレンティーナ戦の黒星の後にも話している。我々は精神的な姿勢を改善しなければいけない。避けられる状況での失点が多く、その代償を払いすぎているんだ。全員がそれを認識している」

「1月の動き? 会長が言ってくれたことはうれしいよ。今は全員にとって重要な時期だ。我々全員が見られている。誰もミランを離れたくないと思っており、我々はこのチャンスをしっかりとつかまなければいけないんだ。もちろん、クラブは評価をする。だが、このチームは成長できるはずだ。今は姿勢を改善しなければいけないがね」

「ボールポゼッションでは我々がイタリアで1番だ。フォーメーションのことは別に、我々が苦しんだのは、大事な場面での集中や気迫の欠如だったんだよ。スローインから失点してはいけない。我々の直近の目標は、ナポリ戦でうまくやることだ。だが何よりも、チャンピオンズリーグでグループリーグを突破することだよ」