ペスカーラのアントニオ・マルティーノ代表取締役が、MFマルコ・ヴェッラッティの去就について、驚きの新展開を明かした。ユヴェントスの獲得が濃厚と見られていたが、ナポリが交渉に加わったという。

同代表取締役は『ラジオCrc』で、「ヴェッラッティがトリノに? 断固否定する。彼がユヴェントスへ行く条件はない」とコメント。次のように続けた。

「選手はユヴェントスに対するシンパシーを示していた。我々はヴェッラッティを満足させたかったんだ。だが、ナポリという案は彼にとって非常に良いはずだよ。ヴェッラッティがユヴェントスへ行く適切な条件はない。我々が彼をマーケットから外すことだってできるんだ」

「(アウレリオ・)デ・ラウレンティス会長とは最高の関係にある。ヴェッラッティに関してナポリとコンタクトがあったことは否定しないよ。だから、適切な条件があれば、取引はまとまるだろう」

一方、ウディネーゼMFパブロ・アルメロの代理人であるクラウディオ・ヴァゲッジ氏も、『ラジオCrc』で「アルメロはナポリにとって最高の補強となり得るだろう」とコメント。次のように続けている。

「アルメロにはふさわしい評価額がある。あとはナポリとウディネーゼが解決策を見つけられるかどうかだ。彼にはナポリについて、良いことしか言えないね。(ギョクハン・)インレルだって、この街でとてもうまくやっている。それに、アルメロのような南米の選手なら、すぐに馴染めるだろう」

なお、インテルとパレルモは21日、GKエミリアーノ・ヴィヴィアーノの共同保有を延長した。だが、同選手が新シーズン、どのチームでプレーするかはまだ分からない。ヴィヴィアーノにはフィオレンティーナが強い関心を寄せている。

また、ラツィオはリヨンMFエデルソンとの契約が近づいている。同選手は21日にローマ入りし、おそらくは22日にメディカルチェックを受ける予定。それから5年契約にサインすると見られる。同選手の夫人は『ツイッター』で、「ローマ、なんて美しいの!」とつぶやいている。エデルソン自身は「家族とブラジルで素晴らしいバカンスを過ごし、もう欧州にいる。将来を計画しているところだ」と話した。