日本初“スマホ放送局”の「NOTTV」が4月1日放送開始!その特徴に迫る
いよいよ来月始動! |
2012年4月、つまり来月、今までとはひと味違うテレビ放送局が誕生します。その名はNOTTV(ノッティーヴィー)。「日本初のスマートフォン向け放送局」を銘打っています。
しかしながら、これまでにもワンセグなどの携帯電話向け放送サービスはありましたし、「スマートフォン向けと言うけど、何が今までと違うの?」という疑問が付いて回ります。
そこで、今回は、NOTTVの特徴を掘り下げて、その魅力を紹介してみようと思います。
現在、モバイルテレビ放送の主流となっている「ワンセグ」は、画像の秒間コマ数は15枚、解像度が320×180ドット(画面比16:9放送)または320×240ドット(画面比4:3放送)となっています。
そのため、通常の地上波デジタルテレビ放送と比べると、画面のカクカク感は否めませんし、ワイドVGA(480×800ドット)クラス、あるいはHD(720×1280ドット)のモニターを採用することが多いスマートフォンではどうしても拡大表示になってしまい、クッキリとした映像を楽しむことが困難です。
その点、NOTTVでは、リアルタイム視聴で秒間コマ数が30枚、解像度が720×480ドットとなり、「ワンセグより約10倍の画質」※1で楽しむことができます。
ワンセグではカクカクすぎた動きの激しい動画もなめらかに見ることができますし、判読困難だった番組中のテロップも、ハッキリ読むことができます。
さらに、シフトタイム視聴では、最大で秒間コマ数30枚でフルHD(1920×1080ドット)の超高画質映像を楽しむことができます。
なめらかで高画質な番組をいつでもどこでも楽しめる、というのは、それだけでも十分魅力的です。
※1 リアルタイム放送の「ワンセグより約10倍の画質」とは、画面比16:9のワンセグ放送よりも解像度が5倍になっていることと、秒間コマ数が2倍になっているところから来ています。
■ ライフスタイルに合わせて視聴スタイルが選べる!
現在のテレビ放送は、原則としてその場で見ることを前提とした「リアルタイム放送」。番組も、それに合わせて作られています。
しかし、視聴者のライフスタイルの多様化によって、従来通りのリアルタイム放送ではなかなか視聴者が楽しめる番組が少なくなっているのもまた事実でしょう。
NOTTVでも、基本的には従来同様のリアルタイム放送を基本に置きます。主体は生放送で、受像器が手元にあって、なおかつ通信機能も持ち合わせていることを活かした、リアルタイムだからこそ楽しい番組がたくさん用意されています。
例えば、月曜日から金曜日まで、毎日7時間生中継を行う「notty★LIVE 7時間!」。ほぼ間違いなく放送時間・日数的な意味でギネスブックに載りそうな勢いのこの番組では、生放送であることを活かして、ファッション、コスメ、グルメ、イベント、セール等、常に最新の生活情報を紹介していきます。
また、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を活用しているユーザーが多い今の時代に、「笑っていいとも!」の「テレホンショッキング」をやったらどうなるだろう、というコンセプトのもとに展開される「ソーシャル@トーク#エンダン」も、月曜日から金曜日の深夜24時から放送されます。
とはいえ、「楽しみたいときに、じっくり番組を楽しみたい!!」というニーズもあることは事実です。
そこで、そのようなニーズが高いと思われる音楽・映画関連のものを中心に、番組を夜間に端末に一時保存して楽しむ「シフトタイム視聴(蓄積型放送)」も用意されています。データは、リアルタイム視聴同様、NOTTVの電波に乗ってやってきますので、番組の一時保存にパケット通信料金は一切かかりません※2。
※2 モバキャス(NOTTV)の電波が不安定な場合、受信できなかったデータを補完するためにパケット通信を行う場合があります。
■ 「放送」だからできる災害対応!
NOTTVが「放送だからこそできること」として強調しているのが、災害に対する対応です。
昨年の東日本大震災の際には、長時間に渡って各種通信網に通信規制がしかれ、データのアクセスが集中し、Webサービスの中断も見受けられました。そのようなこともあり、情報を得る際には、同時に一斉に放送できるテレビ・ラジオ放送が役に立ちました。
同時に一斉に放送できる、という利点を活用して、NOTTVでは災害発生時には特別編成をしいて災害情報を放送します。もちろん、携帯電話網の輻輳(ふくそう)とは無縁です。
避難情報など、災害時に役立つデータも放送波に載せて配信します。災害放送は、NOTTV対応機器を持っていれば、契約していなくても無料で受信できます。
繰り返しですが、輻輳がないので、放送エリア内では滞りなく災害情報を手に入れることができます。関東一円では、「東京スカイツリー」から電波が発射されるので、かなり広範囲をカバーできます。災害対策のひとつにもなるでしょう。
■ 月額サービス利用料420円(税込)で盛りだくさんのコンテンツ! 体験もできます!
NOTTVは、オリジナルコンテンツはもとより、CS有料放送で放映されているコンテンツを厳選して放送しています。さまざまなバラエティ番組を網羅する「NOTTV 1」、「NOTTV 2」、24時間ニュースを流し続ける「NOTTV NEWS」の3チャンネルに、シフトタイム視聴が楽しめて、月額サービス利用料は420円(税込)です※3。
※3 一部の放送・コンテンツは、この月額サービス利用料とは別に利用料がかかる場合があります。
もしも、この値段が安いのか高いのか判断できないあなたには、約2週間NOTTV対応機種を無料で体験できる「NOTTVモニターキャンペーン」がオススメです。本体ごと借りることができるので、本体購入の検討にもうってつけです。
また、対応機器の購入と同時にNOTTVを契約すると、30日間無料で利用できます。さらに、NOTTVオリジナルイヤホンももらえます。
4月1日から、南関東、愛知、三重、大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、福岡、沖縄から順次サービスを開始するNOTTV。この機会に、是非体験してみてはどうでしょうか?
記事執筆:せう(井上翔)
■関連リンク
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