いちおう妖ヶ劇場(作:佐藤真冬)

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 元お嬢様の勅使河原 栄華(てしがわら えいか)は、映画のウンチクを語るネコ仙人を筆頭にした奇妙な住人たちが住む妖怪アパートで一人暮らしをしている。

 非モテのネコ仙人と妖怪ぐれむりんは、バレンタインデー妨害作戦を行ったが、栄華からチョコをもらえたことで改心(第6話参照)。ホワイトデーのお返しに「映画の世界への旅」をプレゼント。栄華の希望で『ネバーエンディング・ストーリー』の世界に行くことになったのだが――。
初めてなので第1話から読む

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ネバーエンディング・ストーリー(西ドイツ:1984年)
 母を亡くして、父親とだけの寂しい生活を送る少年バスチアン。ある日、いじめっ子から逃げる途中で駆け込んだ本屋で「ネバーエンディング・ストーリー」という本を見つける。その本は、「無」と呼ばれる驚異により崩壊していくファンタージェンという世界を救うためにアトレーユという少年が旅をする物語だった。夢中で本を読むバスチアン。しかし、本を読み進めていくうちに、不思議なことが起こっていることに気付き始める。