17日に行なわれたセリエA第24節で、日本代表DF長友佑都が所属するインテルはホームでボローニャに0-3で大敗。長友はフル出場しチャンスに絡んだものの、チームを救うことはできなかった。これでインテルは3連敗で、5試合連続勝ちがない。

 このところ大量失点を毎試合のように重ねていたインテルは、この日も3失点と守備が崩壊。2010年5月にジョゼ・モウリーニョ前監督に率いられUEFAチャンピオンズリーグを優勝してから、2年も経たないうちにラファエル・ベニテス、レオナルド、ジャン・ピエロ・ガスペリーニと3人の監督交代を経験した。この体たらくでは、クラウディオ・ラニエリ現監督の交代も間もなくかもしれない。

 日本のファンにとっての救いは、長友が孤軍奮闘したことか。「すげえ距離走ってた」「インテルの中だと長友が一番良かった」「長友以外最悪」「得点の匂いがセットプレーと長友の切り込みだけ」というコメントから、インテルのチーム状態がひどすぎることで「長友が可哀想」「ビッグクラブに必死こいてたどり着いたらまさかの泥船」といった反応もあった。

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