クレスポがパルマと契約解除「トップレベルでのプレーの終わり」

　パルマは2日、元アルゼンチン代表FWエルナン・クレスポと契約を解除したと公式HPで発表した。

　クレスポは母国の名門クラブであるリーベル・プレートでキャリアをスタートさせ、1996年にパルマへ加入。コッパ・イタリアとUEFAカップ（現ヨーロッパリーグ）制覇に大きく貢献する活躍を見せた。2000年にラツィオへ移籍し、以降はインテル、チェルシーなどでプレー。2010年1月にパルマへと復帰したが、今シーズンは出場機会に恵まれていなかった。

　今回の契約解除にクレスポは「とても悲しい。19年に渡るトップレベルでのプレーと、パルマでの挑戦を終えてしまうのは簡単な決心ではなかったけど、今のパルマに私の力は必要ではない。チームの重荷になりたくないし、私がベンチにいることがどんな影響を及ぼすか分かっている。だから退団を決めた」とチームのための決断であると語った。