澤穂希を筆頭に、川澄奈穂美、大野忍、近賀ゆかり、田中明日菜、海堀あゆみら主要なでしこジャパンメンバーを擁するINAC神戸レオネッサ。

(2日現在)なでしこリーグでも、9勝1分と無敗で首位をいく神戸の名門クラブだが、2日、来季の戦力として、常盤木学園高のエースでU-19女子日本代表でも活躍する京川舞の獲得を発表した。

また、京川と同じ常盤木学園高のMFで“可愛すぎるレフティー”と話題を振りまく仲田歩夢の入団も決定的となっていることから、これが現実のものとなれば、INACの戦力増強は著しいこととなる。

だが、ネットの大手掲示板上では、「1強すぎてリーグの意味がないな リーグに代表チームが参加してるようなもんだわ」「INAC一強状態じゃなでしこリーグもすぐ飽きられるぞ」「頼む、せめて2強であってくれ 」「マスコミ的にはINACだけ取り上げればいいから楽だろうな」といったコメントが見られ、INACの独走状態に冷やかな意見が相次ぐ。

先月中旬には、“澤2世”JFAアカデミー福島・田中陽子も、INACの練習に参加し、クラブも獲得に前向きと伝えられている。特に、なでしこリーグでは、上位チームと下位チームの実力&待遇格差も大きいだけに、この流れが今以上に加速をするようだと、リーグの概念すら破綻しかねない問題となりそうだ。