7日放送、フジテレビ「とくダネ!」では、ロンドン五輪予選に挑むなでしこジャパン&ブラジルW杯予選に挑む男子日本代表、それぞれの奮闘を伝えた。

だが、スタジオには司会・小倉智昭氏の話し相手となるようなサッカーの知識を持ったコメンテーターはおらず、タレント・南野陽子や、かねてからサッカーには否定的な見方をしているデーブ・スペクター氏に話を振るしかなかった。

「デーブ、相変わらず(サッカーを)球蹴ってるだけだって言ってましたけど」と嫌味交じりに切り出した小倉氏は、番組内で、なでしこジャパンに対するアウェーの洗礼が紹介されると、「ただ球蹴ってるだけじゃなくて、半ば戦争なんですよ。サッカーっていうのは」と力説した。

だが、この意見に対し「嫌がらせばかりですね。でも、夜中にやったウズベキスタンの試合、なんでPKやらないの?おかしいって。やっちゃえばいいのに最後まで」と反論するや、小倉氏は「そこがホーム&アウェーの勝ち点3なのか、1なのか、0なのか。そこが面白い駆け引きなんだよ、サッカーの。もうデーブには聞かない」とピシャリ。自ら話を振り、コメントを求めておきながら、軽くイラッとした様子で応答した。

挙句の果てには、「ウズベキスタンは強かったね。個人個人の技術。FIFAランキングだけじゃない。自分達の国でやる時、本当に変わるんですね。あの人達がそのまま日本に来て、あの試合ができるかというと、そうはいかない。そこが面白いんですけど。デーブには最後まで分からない。そのうち腹立ってきますよ」と語り、代表戦の所感に、デーブ氏に対する苛立ちを付け加えた小倉氏だった。