チェルシーにバルセロナの19歳MFオリオル・ロメウが加入
 チェルシーは4日、バルセロナから19歳のMFオリオル・ロメウを獲得したと発表した。

 ロメウはエスパニョールでサッカーを始め、2009年からバルセロナに加入。昨シーズンは主にバルセロナのBチームで経験を積み、ディフェンス面での能力を評価され、各年代別のスペイン代表にも選ばれている。

 昨季はトップチームでのプレー時間が僅かだったため、出場機会を求め、チェルシーへの移籍が決定したようだ。移籍金は500万ユーロ(約5億5000万円)だが、バルセロナは移籍1年目に1000万ユーロ(約11億円)、2年目に1500万ユーロで(約16億円)で同選手を買い戻すことができる。

 ユースチームでロメウのプレーを見ていた関係者は「彼はチームメイトを常にサポートできる選手。空いているスペースを全て埋め、バランスを取り、スペースを生む動きもしてくれる。果敢な攻めも魅力だよ」とコメント。また、U−21スペイン代表のルイス・ミラ監督も「ポジショニングが素晴らしい。基礎をしっかり持った、どのチームにも必要な選手」と絶賛している。

 チェルシーのアンドレ・ビラス・ボアス監督も「ロメウは最高のポテンシャルを持っている。彼には輝かしい将来が待っている」と、強い期待をにじませた。

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