U-17日本代表躍進に中国が危機感「20年間で両国のレベル差が大きく」。
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同メディアはまず、U-17日本代表が強豪を退けての1位通過を絶賛。かつてのU-17日本代表は世界の強豪国よりも身体能力が劣り、なかなか好成績を残せずにいたが、「今回の代表は世界レベルの戦術意識が植え付けられている」とし、従来よりも遙かにレベルが高いと分析している。
また、日本人とジャマイカ人とのハーフであるFW鈴木武蔵選手については、「184センチの強靭な身体とスピードはアジアレベルを超えている」と紹介。豊富なタレントが揃うU-17日本代表の中でも特に鈴木選手に着目しているようだ。
一方、同メディアはU-17日本代表の活躍と同時に自国代表についても紹介している。中国代表はAFC U-16選手権(2010年)グループリーグ最下位で敗退し、今回のU-17W杯の出場権を逃している。また、先日行われたロンドン五輪予選においては、中国代表はオマーンに敗れて最終予選進出を逃した。こうした自国代表の不甲斐なさを同メディアは「この20年間で日本と中国のレベル差はますます大きくなった」とし、1998年ダイナスティ杯で中国代表が日本代表に2−0で勝利した試合を例に挙げ「あのような試合は遠く訪れないであろう」と諦めムードさえ漂わしている。